らんの天気部屋@仮

過去ログ40 2015/11/10 21:36

▼知っているザッツ学2
甲骨文字、最古の漢字とか授業に出てたきがする
実は、刷り込みである
たとえばぁ
wikiとかぁ
甲骨文字は発見された史料の20%程度であるといわれている。紀元前14世紀ごろのものから残っている
事前に占うことを刻んでおき、割れ目の形で占い、判断を甲骨に刻みつけ、爾後占いの対象について実際に起きた結果が追記された。その際に使われた文字が甲骨文である

みたいな書いてある、甲骨文字は最古の漢字で占いとかに使われる!
実際は領収書、注文書のような使われ方が多い
いわゆる商売の記録であって、すでにかなりの文明レベルで、たいした使われ方をしていなかった

しかも殷王朝末期の物が多い
さてさて普通に考えて現存する最古期は22代くらいの時代のものとなれば、それまでの21代は文字を持たなかったのだろうか?
と考えても、おかしくはない

では紀元前14世紀とはだいたいどんな時代か?
日本では旧石器時代とか、だけど、中東では鉄器時代が始まっている、その中東では様々な文字や文明があって、既に戦車などで戦争をしていた時から数千年たっている

あれ、、最古の漢字の1種 甲骨文字って古くないんじゃ?と思えてくる
軽重の鼎という故事も、探せば中東の文書に類似の話が残されていてもおかしくないくらい、使い古された話でもあった

中国の故事には似た話が中東に多い、軍策もじつは、、というのがあったりする

ああ粘土板を読みたい である
11/10 21:36

▼知っているザッツ学1
よく言われる器の大きさ
軽重の鼎とは楚の荘王(紀元前600)春秋戦国時代に周の定王に当てた言葉
当時、鼎は計りの基本であり税はこれを1個10個分という現在でいうkgになる
荘王は天下が欲しいが国としての格は周が上位であり楚は蛮族の格

周は100万の収入と10万戦車を持つが鼎の器が小さいと揶揄したのだ
同じ100万でも楚が上だ

以前奈良の国立博物館で春秋戦国時代前後の鼎を展示していた
確かに周等の北方や東側の鼎はスマフォより小さい
楚等の南方国家の鼎は炊飯器より大きい

実際は周等の税金は小粒の穀物で楚等の税金は米麦等の大粒穀物
又乾燥した北や西と違う南側の国家は大きな税を収める為に鼎も大きい

戦争では移動荷物が大きいと輸送部隊も多くなり自然に軍が多くなるが勝敗には不利になる

周は南に軍を起こさないので遠征するのは楚であり、大国でも不利な位置にいた

器が大きいが中身が空っぽという哀しい故事
11/1 23:56

▼帝国学その11
上に立つ者は嘘をなるべく発言しない
その言葉が人物の価値を決めるから
だが正直に話すのわけではない
一言の価値が高い故に
明らかに嘘だと決めるのは他人ではないので発言をどうとらえるかは立場による
一見矛盾しているようで実はしていない

ここに料理がある
あるものは不味いといい
他の人は美味いと言う

言葉よりも価値観が判断基準になるから、強者は価値観を求める
価値観を決めるのは場の雰囲気
そして雰囲気に人は流されやすい

反論する人に問う
あなたは初めて見た物の価値を決められるのか?

それを1000年使い続けた集団がいたら、雰囲気に流されないと言えるのかな?
9/18 17:30

▼帝国学その10
情報の大切さ
集団も個人も情報(言葉)次第で簡単に動かせる
これが理解出来ないと敵や味方を知ることが出来ない

納得がいかないのなら記憶を呼び覚まそう
何故なら全員が知っているはずだから

ここに頭脳明晰で健康な軍人がいる
よく観察してみよう

違和感がある
彼を呼んで話を聞いてみよう

『実はトゲを踏んでしまった』

そうトゲで即死ぬこともなければ、それが彼の価値を下げない
対処も可能だ
だが彼の注意力は少し落ちる
誰も周囲にいなければ全力でトゲを抜くだろう

情報とは、そういう物なんだ
小さくかつ鋭い

一瞬にて全身を貫く
まったく健康に影響が無い部分にも影響を及ぼす

だが横の彼はどうだろう

それほど頭も明晰でなければ力も劣る
実はトゲを踏みなれている。靴が頑丈でない分、足裏の皮膚が厚い

情報とは対処出来れば簡単であり、無防備なら脅威になる

そして文化とは何か?


相手の話す言葉や文字が理解できない
又は興味がないなら無価値で無関心になる

それが情報に対する最大の防御になり、最弱の壁にもなる
9/16 7:22

▼帝国学その9
集団を纏めあげる
または崩す

戦や政治は個の力よりも数が物を言う
それらを動かしているのが言葉言葉は知識

まったく言葉が通じない状況では意志疎通が難しいのが壁となる
異民族との戦は目に見える恐怖を使っていた

見た目を変える
色を統一するなど
音や光も効果的

時代が変わり言葉が普及すると、言葉の軽重が大切にされるようになる
一度でも相手に軽く思われると大変であった

これが何を意味するのか
紛争中相手の使う文字や言葉が分からないと、誰もが気にしなくなる

いくら怒っていても嘆いていても伝わらないのだ
自国の言葉を大切に思っていないなら他国に伝えるのは、もっと大変

文字や文字は文化である
それが集団を纏めあげるコツ


文化を持たない国に未来は無い
9/14 7:39

▼帝国学その8
実力以上の力などない
それは過小評価されているだけ
むしろ実力の半分も戦場では出せない

古典で指摘されている戦は趨勢
勢いだと、高見の見物を決め込む勢力は、どちらに優劣がつくのか見極めている

中に入れば自軍が優劣を出せる時間も作れる

勢いとは視点(視線)だ
集団の拠り所を指す
強さでも弱さでもない
単純に、その時、に視点であればよい

一度崩れた集団を立て直せる人物は何度も負けてる将軍
負けた事の無い将軍は立て直し方を知らない

人の上に立つには敗北から何かを学べる人になる
9/4 8:36

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