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過去ログ238 2016/11/8 10:43

▼ぱんだまん
無名様
うわ、髭怖(笑)しかして怒らせたら(楽しんでますが)こんな感じなんだろうなぁ( ^ω^ )
団長の胃に穴が開きかけてますねw後始末、楽しみにしています☆
11/8(火)10:43

▼無名さん
続きです。後始末は……。
11/8(火)1:00

▼無名さん

□□□□□
 しばらくして、待望の救世主が現れた。

 かろうじて脱出した聖騎士が、聖騎士団長に事態を報告したのである。

 騒ぎを伝え聞いた聖騎士団長は、酒場にやって来て店内を見渡した。

 惨状に思わず目を覆いたくなりながらも、セディアは騒ぎの元凶に無言で歩み寄った。

 「ピエール殿!」

 あられもない格好の第二位階に動じた様子もなく、セディアは自身のマントの留め金をはずし、ピエールにふわりと羽織らせた。

 「おや。いらしたのですか、セディア」

 対面するなりセディアに暖かなマントにくるまれて、ピエールは瞬いた。

 「いったい何をなさっているのです、ピエール殿?」

 「何って……。非常に不本意ですが、賭けに負けていますからねぇ。勝者に命じられたことですよ。指定された衣装を着て、ここで給仕をしています」

 ピエールの返答を聞き、セディアは小さくため息をついた。

 ライシュルトを呼び寄せ、何事かを耳打ちする。聖騎士団長の命に、ライシュルトは緊張した面持ちでうなずいた。

 セディアは部下に指示を与えると、「こちらへ」とピエールの手を引いて店の外へ連れ出した。

□□□□□
 二頭立ての箱馬車が軽快に路地を走る。

 ピエールを連れ、待たせていた馬車に乗り込んだきり、セディアは無言であった。グリーングレイの瞳は硬質な光を放ち、彼の感情をうかがい知ることはできない。

 ピエールはそんなセディアを冷ややかなまなざしで見つめていた。

 さて、セディアは今回の事態をどのように収拾しますかねぇ――

 配下の聖騎士に対し、第二位階の醜態をどう取り繕うやら――

 お手並み拝見といきましょうか――

 当事者であるにもかかわらず、完全に傍観者の心境で考えを巡らす。

 何か問題が生じたとき、奔走するのは実働部隊である騎士団であり、頭を悩ませるのはその長である聖騎士団長なのである。

 「少しはお立場をお考えになってはいかがです?」

 ピエールを一瞥し、セディアが盛大にため息をついた。しきりにこめかみのあたりを揉んでいるのを見ると、頭痛でもしているのだろうか。

 「これはおかしなことをおっしゃいますね。あなたが命じたことでしょう? 私はあなたの命令に従ったまでです」

 ピエールはいかにも憤然とした体を装い、抗議した。内心、愉しくて仕方がない。(続く)
11/8(火)0:58

▼ぱんだまん
無名様
すみません、お返事遅くなりました!
是非に送って下さい♪( ´▽`)私にはない発想で楽しんでます(笑)
11/1(火)20:00

▼ぱんだまん
無名様


地・獄・絵・図wwww


夢であって欲しいです(笑)
10/29(土)11:57

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