Z-Z BOARD

過去ログ3 2008/3/16 23:37

▼凪
♀ 15歳
「もう一度」
枯れた花は
ずっと淋しかった

だから一人で泣いていた

涙は自分の糧になった


枯れた花は
生き生きしてきた

涙が輝いて

生きる意味を見つけた


再び鈴の音が
聞こえてきたから


(諦めないで、)
3/16 23:37

▼><

『欲望の犠牲』
「終わらない」

そう思ったから
受け入れました。


「変わらない」

そう思ったから
受け入れました。


「嫌だ」

そう思ったから
受け入れました。


自分に降り懸かった
全ての仕打ちを受け入れました。


「自分は生まれていけなかった」

ソレを認めました。


「全ては自分のせいだった」

ソレを認めました。


自分が消ぬ事で
大切な人を救えるのなら

全てを終わらせれるのなら………


それで良い
と、思いました。


だから、どうか
泣かないで下さい。

もう、悲しい事など
無いから。

貴女に解ってもらえて
いたのなら、

もう充分なんだ。


もう、生まれ変わる事も
遺すことさえも

出来ないけど……。


決して
「良かった」と言えるものでは無かったけど…


でも、もう
良いんだ。

もう、涙も出ないから…


「…ありがとう」。
2/27 23:12

▼凪
♀ 15歳
『花』
笑って

笑顔が一番だから


泣きたいなら
泣けばいい
叫びたいなら
叫べばいい


だけど


笑って

笑顔が一番だから


ひとつの笑顔が
たくさんの花を咲かせるから


笑って

笑顔が一番だから

大輪の
笑顔が咲くから
2/26 0:15

▼蛇鬼

「嗚呼」
 
 
ずっと後悔してた
もう逢えないと思ってた
 
それまでずっと私達は空っぽになった心で生きて、
喜んで怒って哀しんで楽しんでいたのだけれど
 
どこかでは満たされていなかった
いつの間にか求めてる
そして気付いた
失ってしまったものの大きさを
そして、嗚呼と泣いた
 
それでも神は優しくて愛ならぬ友情の天使を
運命の時がくるまでゆっくり育んでいてくれた
 
ありがとう ありがとう
 
失ったものをまた得た喜びは何よりも大きいのだと思い知る
久々に聞いた声や顔は心なしかキラキラと輝いて
あの頃と同じように声を弾ませ笑っていた
 
嗚呼、神よ
ありがとう
 
 
今はもう失わないように
あの頃のように
また失ってしまわないように笑って生きている
つまらない事で
苦しいと思われなくなったのは
きっと貴女のおかげです
 
 
神はどんな姿なのか
性別はどっちなのか
解らないけれど
見えない偉大なる神に
私は酷く感謝する
 
時に残酷で
時に寛大な
 
神を私は信じて
 
 
苦しくても逃げたくなっても平気さ
私は大切な存在と事実の一部を知ったのだから
 
私は愛され信じられて
私は愛して信じている
 
なんと、嗚呼なんと幸せな事この上ないのだろう!
 
 
神よ、願わくば
この幸福を
 
信じて
2/24 17:30
HP

▼><

『雪結晶』
ここは雪結晶

ソコは見えど
決してソコに届くこと無い。


手を伸ばせば
冷たい壁が手と心を凍らせる。


僕はソコに届かぬまま
また外は雪に埋もれてゆく。


さぁ踏もう
積もり積もった『ネガイ』と『オモイ』。

踏んだら凹み
二度と戻らない。


儚く僅かな『オモイ』届かぬ


弱く微かな『ネガイ』は叶わぬ


『この雪が溶けるのはいつ?』

答えは出ないまま

白い月はまた雲に隠されてゆく。


そしてまた雪は降る


僕は今日も小さく唄う。


『かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正直だぁれ』…。
2/23 23:02

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