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▼過去ログ39
2007/11/10 1:07

▼那瑚
♀ 14歳

ああ


堕ちてゆく


絶望という崖なのか

快楽という瞬間なのか


長い 長い

時間をかけて


今までの道よりも長い時間をかけて


瞼の裏の記憶が流れながら


涙の海へ


堕ちてゆく
11/10(土)1:07

▼秋桜


生きてきた道程

セピア色の思い出の中に
たった一筋 差し込む光

もう 白黒の世界なんていらない
叫んでも 届かない声なんていらない

泣いて 泣いて 苦しんで
風になりたいと願ったあの日

アナタは僕に
小さな蕾をくれました

光を知らず眠る小さな命を
そっと僕の隣に
置いていきました

独りぼっちの僕と重なり
なんだかとても寂しそうな命

だけど
堂々と生きている気がして
羨ましかったんだ

大切に 大切に育てたその蕾

いつの日か
アナタへの愛の花が咲きました

決して枯れる事の無い
永遠の花が咲きました

アナタがくれた蕾は
人を愛する勇気を与える

素敵な花を咲かせてくれた


一杯一杯 ありがとう
11/8(木)13:15
[HP]

▼∀
♀ 00歳
『世界』
光は暗い闇があるからこそ、闇を明るく、眩しく照らし出す。

闇は光があるからこそ、光を黒く、美しい漆黒に染める。


けど、もし、
光しか無かったら?

闇しか無かったら?

光しか無ければ
きっと私は全てを知る事が出来ず、余りの眩しさに白く消されて逝くだろう。

闇しか無ければ
きっと僕は全てを知る事が出来ず、余りの美しさに漆黒に染められて逝くだろう。


両方があるから
こそ、

私達、僕達は

消されずに
染められずに


生きて逝けるのだろう。


最後の運命は皆同じ、

けれど、それが儚く、綺麗なのだろう…
11/7(水)22:06

▼Д
♀ 00歳
生まれて来なかったら
もしその者が生まれて来なければ

その者の一言、一言、言動、罪、
全てが無かった事になる。


その者がそこに墜ちた理由も、その者の嘆きも、悲しみも、全て全て─────────………


だからその者は願った。

今度は間違えないように、

自分が生まれて来た事を悔いながら、自分が地の底の檻の中へ放り込まれるのを、


自分見ているモノが最も固く閉じられた檻だとも知らずに……
11/6(火)23:15

▼咲輝

『水中庭園』
...底へ...其処へ...


叱るべき罰を抱いて
このまま深い水の奥まで
光さえ浴びない場所へ
私から視界を
奪って下さい。


冷たく淀む現実より
遥かに心地よい
冷たさの中
溺れない魚になりたい
私から音を奪って下さい


そして何も考えずに
このまま...このまま

深く 深い 傷を抱いて
哀しみの底で
眠り続けたい
躰を失えば魂は浮遊して
さぁ水中庭園へ...

「究極の眠りを下さい」
11/6(火)19:24


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