俺もお前も、一対一で向かい合うと意地を張ってばかりだ。
ここの方が恐らく、そのままの気持ちを伝えられるかと思ってあえてここに書く。

お前に悲しい顔をさせたくなかった。
ずっとお前に、悲しい顔をさせてばかりになる俺自身の力の無さを、悩んだりもした。
上手く言葉に表せなくて、今思えば無理しないで良いから傍にいろ、と言いたかったんだと気付く。

お前に声を掛けて、悲しい顔しかさせられないんじゃ意味がねぇ。
…ややこしい事を抜きにして、お前の希望は何だ？

俺じゃないかもしれないのに。

すべてを抜きにしたら貴方といたいです。でもすべてを抜きにはできないです。そんな、俺といてもなにも貴方は得ないでしょ。
貴方の中の俺の価値を決めるのが貴方としても、いいもんじゃないんだろうなって思ってます。
だからこそ、居たいって思いや好きだという思いだけではだめなんだって、わかってます。
それでもすがる俺でごめんなさい。

明日には終わりにしますから今日は想わせてください。

俺もお前の事が好きだ。
それは変わらない。
お前がいなくなる事が、一番俺を悲しませるって気付けよ。
お前を見間違えるはずがねぇだろ、馬鹿。

面と向かって言える強さがほしかったです。
ごめんなさい、今日もお疲れさまです。

…ただいま。
お前の所に帰らせろよ。
お陰でこの寒い中、外で過ごしっぱなしだ。