不甲斐ないと嘆くお前へ、

捻りのないタイトルを詫びるつもりは特にねぇ。

…お前のお陰で眠れないまんま任務に駆けずり回るフラグはもうへし折れる気がしねぇ。

──てめぇが泣かせるからだ、クソ野郎。

ココに切れっ端とはいえ残すことになるなんて思ってもなかった、忙しく日々任務に追われるクソガキが気付くかどうか怪しいモンだが。

…あんなことを考えさせてすまない、俺が悪かった。
お前の所為でも何でもねぇんだ、お前が悪いんじゃない。

こんなコトを言えばまたお前が怒りそうだが…俺は強くもなければ格好良くもない、可愛げなんざあるワケもねぇ。なのにお前は俺を捨てない。
有り難ぇと思ってるんだ、そして申し訳ねぇとも思う。もっと強けりゃお前を泣かせたり悩ませたりしねぇのに、と。


お前の代わりもお前以上も存在しねぇ、お前だけでイイ。