恋人でも何でもない

緊張し過ぎて一言伝えるのがやっとだった。後の思いはここへ。

まず、俺が誕生日を祝って貴方が喜ぶのかも分かりません。でも祝いの言葉は伝えたかったんです。
聞きたくても聞けない事が有ります。本当は俺の事、どう思ってますか？
出会ってから数日しか経たない内に、俺はどんどん貴方に惹かれています。だけど色々な事を知れた様で、何も知らない。嬉しい事を言ってくれるけれど、からかわれてる様な気もする。でも俺の心臓は貴方の言葉一つで馬鹿みたいに脈打つから、貴方も同じ気持ちなんだろうって変に期待してるんです。

早く触れたい。貴方の言葉を鵜呑みにしてもいいんですか？焦り過ぎだな、俺。みっともねぇ。大事な言葉は、いつか必ず直接伝えます。覚悟してて下さい。

伝えたかったのは、貴方との出会いに心から感謝してるという事。

これ…見つかれば恥ずかしい上に、早く寝ろって怒られそうだ。


まだまだ純粋ぶってる俺から、心臓を捧げる約束をした貴方へ

最近、毎日のように愛の言葉を交わしていますね。初めは俺だけだったのに、貴方も伝えてくれるようになったのが凄く嬉しいです。ずっと一緒に居る気がするのに、考えてみるとまだ出会って間もないことに驚いてます。

貴方に出会うまで、それなりに楽しい日々を過ごしていました。貴方に出会ったから何かが劇的に変わったとか、そういう大袈裟な事を言うつもりは有りません。
ただ、貴方に出会った俺は、もう貴方がいないと駄目な男になってしまいました。
いつまでも寄り添っていて下さい。

まだ関係性はタイトルのままだけど、俺は貴方ので貴方は俺のです。


今度おやすみのキスをしてくれる時は、ちゃんと唇にして下さいね。