1 ミカサ・アッカーマン

私の家族

大切な私の家族、エレン。貴方は強いけれど、とても脆い。だから私が守ってなくてはと思っていた。けれど、そうしてばかりではきっと貴方の為にはならない。そんな事は分かっている…つもり。貴方が苦しんで居るのを見るのは辛い、出来ればずっと笑っていて欲しい。そんな想いから、私は貴方に対して過保護になってしまっているのかもしれない。けれどきっとそれはエレンも同じだと思う。少し位食事を抜いた所で死にはしない、私はちゃんと貴方の側に居る。一人じゃない、それだけは忘れないで。私も沢山貴方に元気付けて貰った。だからこそ貴方に何か有った時は私がその手を引こう。貴方が苦しい時は側に居よう。

エレン、貴方に出逢えて良かった。この奇跡に心から感謝を。