1 エレン・イェーガー

いちごが好きな兵長

兵長が眠りについたのを見届けたので、柄にもなく綴ってみます。吐き出すとも言いますね…

可愛い可愛いと言って、語彙がないとつっこまれがちですが、そうなってしまうのは他らぬ兵長…貴方のせいなんですからね。いちいち可愛い過ぎるんです。フィルター外したってこんなに可愛い…一体どうしたらいいんですか。

…兵長の貴重な初めてをくれたこと…感謝してます。何も知らなかった貴方が俺を知って、変な知識が増えていくのも俺の影響かと思うと…一人の男としてはたまらないものがありますよ。こんな風に汚されることも厭わない貴方が愛おしい。
…ダメだ、直ぐに会いたくなる。明日の朝までは我慢しますから、今度は心頭滅却して鼻血出さないように頑張って下さいね。
2 リヴァイ
毎夜、眠る瞬間まで俺の中を占めているのがお前なのが…柄じゃねぇかもしれないが、嬉しい。目が覚めて隣にお前が居て、出掛けるまでのやりとりも、キスも、くすぐったいような気持ちになるが幸せだ。

また妙な言葉を覚えちまったが、お前に染められるのは悪くねぇな。初めて、なんて女でもねぇんだ…そんな大事にするもんでもねぇと思っていたんだが今はそれがお前で良かった。自分で言った言葉は守れよ?

寝落ちばっかでおやすみもまともに言えてないが、その内お前が眠るまで起きていられるように夜型に戻る…筈、だ。そしたら寝惚けたお前を見れるだろうと期待している。これから色んなお前を見せてくれ。

エレン、愛してる。
初めての手紙もお前にやるよ。
3 エレン
逆プロポーズしてくれるくらい漢前なのに、俺より先に寝ないようにと飲めないコーヒーを頑張って舐めたりする…愛らしい貴方。

俺も日々兵長を喜ばせようとあの手この手なんですが、なかなか難しいものですね。名前を読んで欲しい、なんて簡単そうなことすら気付けなくて申し訳ないです。
でも、喜ぶ顔を想像したりするだけで擽ったいような暖かい気持ちにしてくれる貴方って存在が…大好きです。

なんたら流星群にお願いしなくたって、俺は傍に居ますよ。
4 リヴァイ
馬鹿な奴、そんなんで嫌うか。
プロポーズするくらいだぞ、上部だけのおままごとするだけなら始めから完行ってるし軽々しく誰にでもそんな言葉言ってる訳じゃねぇからな。

不安にさせたのは悪かった、何書こうか迷ってる間に時間ばかりが過ぎて。どんなペースで返事書きゃいいかもわかんねぇから、早すぎても引かれんじゃねぇかとか、…初めてなんだよ、こんなん。此処まで悩んで喜ばせたいのはお前が初めてだ。

お前は自分を見返りを求める駄犬だとか言ったがそんなん当たり前だろうが、好きなら気持ちを返して欲しいのは当たり前だ。お前は俺にボランティアしてんじゃねぇだろ、我が儘言ったってお前だけは許されるんだ…もっと、もっと甘えていいんだ。

戸惑うことばかりだ、本当に脳みそぶちまけてお前に見せてやりてぇよ…どれだけお前のことでいっぱいか見せてやれたら、少しは安心するか?
きっとお前にとっては何でもない一言にドキドキさせられて、惹かれて、…こいつだけは手放したくない、もっと俺に依存させて離れるなんて出来ねぇくらいにしたいって……汚ぇのはどっちだよ。不安に思うくらい俺に執着してるんだと思って不謹慎かもしれないが、嬉しかったんだ。


今以上俺で頭いっぱいになったら困る?知らねぇよ、もっと、もっとだ。今以上に俺を好きになれ、俺は今以上にお前を好きになる自信がある。
知れば知るほど愛おしくなる、全部全部受け止めたい…愛したい。触れたいし、触れられたい。今日はノープランで行動したせいで旨く出来なかったが、もっと深いところまで触れたかったんだ。色っぽいことだってしたい、時間は有限だからそのなかで俺のなかをお前でもっと満たして欲しい。
…我が儘なのはどっちだって話だな。呆れるか?

エレンよ、まだ隠してることがありそうだが今に曝してやる。全部、俺に見せろ。好きな奴の不安も受け止められねぇでプロポーズしたなんて、中途半端に思われているのは本意じゃないからな。

あー…予想以上に長くなった上に目ぇ冴えてきた、今日はお前が起きたら一番におはようが言えるだろうか…。

エレン、─────。
これはお前が起きたら直接、な。


それと交換日記の件、一応検討してみてくれ。詳細と返事は直接話そう。