愛おしいあほ髭に宛てる

スペースを借りる。
こういう場に書き込むのは不慣れだが、かなり憧れていた。…随分と乙女な憧れだとか言いながら笑うなよ、畜生。

お前と出会って一年が経とうとしているが、付き合い始めて明日で四ヶ月だな。毎日毎日エルドと居られる時間が大切で、お前に会える事を心待ちにしてる自分がいて、すっかりお前に溺れてしまっている自分に気付いては時折とても恥ずかしくなる。いや、殆ど毎日恥ずかしい。

俺は甘えるのが下手だから、沢山積極的に甘えてくるお前が可愛くて可愛くて仕方がない。そりゃ、食らいつきたいくらい可愛い。
だからこれからだって甘えてくれ。

なあ、エルド。…好きだ、堪らなく好きだ。
公私共々お前を守り抜こう。だからこれからも隣に居てくれ。心臓は捧げられないが、想いはお前に捧げる。以上。

スペース借りるな。
可愛くて、かっこ良くて、泣き虫で、誰よりも愛しい栗へ捧げる

見つけてすぐ返そうと考えたが、やはりピッタリに送ろうと思ってな。焦らす形になっちまったが…効果はどうだろう、なんて。

愛しい手紙をありがとうな、乙女な思考はいつも通りだ、気にする必要はないよ。

…と、四ヶ月か。もうそんなに経つんだな。毎日隣で過ごしているから、あっという間だった…という思いが一番強い。

きっとこんな感じで半年の記念日も、一年も、もっともっと先も、過ぎて行くんだろうな。

幸せなことだけじゃなく、辛いことも沢山あった。すげえ泣いたし、もう駄目なのかと思った事もあった。それでも、俺の居場所はお前の隣にしかないと、いつも思ってるよ。

俺がお前に甘えるだけじゃないの、分かってるだろ？そりゃ、低い声で名を呼ばれるのも、ゴツい手で撫でらるのも、すげえ好きだし、甘えてる方が多いかもしれねえが…公私共々最高のパートナーで常に在りたいんだ。沢山甘えて、頼って来いよ。そんなもんで壊れるほど、弱くねえよ俺は…全部受け止めてやる。…ま、意地っ張りなお前も可愛いがな。

…心だけじゃ満足出来ないな。俺は、お前が思ってる以上に欲張りなんだ。

いつかこの先、何もかもが解放された時…心も身体も、心臓も、必ず頂くから。それまで絶対離れるなよ、グンタ。

…愛してる。