1 リヴァイ

マ…エルヴィンへ

宣告通り、マゾでだらしねぇ誰かさんより先に男前ってのを見せてやる。
言わずとも分かるだろうが今日は初めて出会った日だ、記念に場所を借りて此処に記しておく。
…こういうところはたまに見る程度と言ってたし気付かれないかもしれないが、それはそれで良い。

振り返ってみれば最初は結構マニアックな募集だったのを今でも思い出しては恥じている…あれが出会いの始まりだったなんて逆に笑える話しだろう、しかもお前最初は興奮ばかりしやがってムラっとするだの可愛いだの常に盛りついてたの自分でも覚えてるか?終いには言動行動がエロくてずるいだと…それはこっちの台詞だ。
充電器のコードが絡まって苦しかった、なんて報告には笑えた。
つい最近じゃ年に一度のイベントでまんまと騙されたな…本当に足を滑らせる姿を想像したら心配よりも笑いを堪えるのに頬の引き攣りが止まらなかったが…残念、午前中派なので来年からは気を付けろよ。
それから誕生日、嬉しかった…感謝する。
もし次もお互い祝う事があるのなら、今度もキスとハタキを頼む。

まだ他に礼や意地悪する事あったかと久々に全ての遣り取りを見返したら「優しくしてたまえ」に色々と無理だった、書こうとした事全てすっぽ抜けやがったのでこれぐらいにしておく。


いつもロルが下手ですまない、最初の時と比べて一日のやり取り数が減ってるのも悪い…だが俺はエルヴィンが好きだ、それだけは忘れてくれるな。
いつだったか、返事は後でと返したが捨てられるのが怖かっただけだ…と言ったらお前は幻滅するだろうか。


本当は0時丁度に書き込みをしようとしたが間に合わなかった、無理なもんは無理だな。
11月16日、あの日からこの日までありがとう、これからも宜しく頼むぞ。
2 リヴァイ
今回こそはピッタリに。
付き合い始めてもう六ヶ月…早いもんだな。
4月に此処でおめでとうと言ったは良いが本人に直接言いそこねていた、うっかりだ…すまない。

先月は記念日に男前を見せてやったぞ、とさり気なく促してみても見事にこの記事に全然気付かれなくて超鈍感野郎としか言いようがない。
本当は今月もこのまま此処の事を知らせず遣りきろうとしたが確実に気付く事になるだろう…。
ところでエルヴィン、突然だがお前ズボンがスボンになってたんだがスボンって…なんだ…あれはミスなのか真面目なのか。
かくいう俺もありがとうがあらはがとうになってたのは…仕方ない。


話しは変わるが、ついこの間暫くぶりに半で話しまくったのがとても楽しかった。
最初は物凄い数の遣り取りをしていて、それから一日一通だった奴が二日に一通とかになると飽きられたのかと思う事が度々あるが、お前からの返事を見る度そんな事はどうでもよくなる、それに忙しいことぐらい分かっているから安心しろ…あとロル考えてると寝るとか。
色々辛い時もあるだろうが応援している、お前こそムラっとしたり何かあったら俺の元にくれば良い…いつでも腕を広げて待ってる。
好きだ、だから…どこにも行くな。

来月も此処に記しにくる、…恥ずかしくなったらサボるかもな。
8月の約束は絶対だぞ。

半年おめでとう。
3 エルヴィン・スミス
リヴァイの美しい記事に私みたいな超鈍感男が登場して良いものかと悩みもしたが、記させて貰う。
共に過ごした時間は七ヶ月になるね。
だいぶ君の事を分かってきた気もするが、やはり分からないと思う部分も沢山ある。そのどちらも含めて愛しているよ。

私なりに誤字については気を付けているつもりだが、リヴァイには次々と誤字を発見されている。君の観察眼が凄いというより、そんなに何度も読み返すな恥ずかしいだろうと言ってやりたいが……読み返した後の満足気な君の顔を見ると面と向かっては言えそうにないので、ここでこっそりと吐き出しておこう。スボンはミスだ、真面目にスボンって何だ。君がスボンスボンと何度も言うので、スボンが癖になったらどうしてくれる。
君のは、あらはがとうも、無理しろよとなっていたこか、も微笑ましいんだが。

さて、リヴァイはどうも私が君に飽きた、飽きるんじゃないかと事あるごとにしんぱ……気に掛けてくれている様だが、私からすれば君みたいに面白くて、私の気を惹くのが上手で、魅力的な性癖をしていて、おまけにちょっぴり間抜けな所もある君に飽きたりするもんか、と声を大にして言いたい…ということになぜ気付かない?と思ったりするが…
人というものは自分の事となると冷静な分析が出来ないものなのかもしれないな。

つまりは、飽きる気配は微塵もない。

むしろ半年先、一年先、…それ以上先と、君のいない生活は想像出来ないし、私がポカをして君にフラれない限り別れる事は無いんじゃないか?……あまり調子に乗ってフラれたら困るのでこのくらいにしておくが。

色々とさみしい思いをさせたり、もどかしい思いをさせたりと不甲斐ない面もある私だが、君への愛情だけは世界中の誰にも負けない自信がある。

遅くなってしまったが、これを書き終えたら今夜も君の腕の中へダイブしに行くよ。


8月の約束を楽しみにしているのは君だけじゃない。
私にとっても少し意味のある……詳しくはまたその頃に告げれば良いな。
毎日暑いが、早く8月が来ればよいと思うのは君との約束のせいだ。


愛している。
どこにも行かない。