オレの、片翼へ。

オレと共に、三ヶ月を過ごして呉れたリヴァイさんへ。


先ずは、想いが通じてからの三ヶ月に感謝を。

出逢いは純粋なモノじゃ無かったけど、一目で全てを奪われた事は本当です。
そして、今も。此以上は無いと思っていた筈が、出逢った頃よりもずっと、何もかも貴方に囚われています。

リヴァイさんは否定するけど、貴方の優しさに何度救われた事か…既にもう、数えきれない。
其んな優しい貴方を、誰にも渡したく無くて。
…首輪を付けて繋いで仕舞いたいのは、オレの方です。…ね、貴方には屹度、黒が似合う。
此れを直接言うと、"御前の方が似合う"だなンて、笑われて仕舞うかも知れませんね。
ねえ。…本当に、リヴァイさん無しじゃ生きられなく成って仕舞った。
貴方の腕の中が、体温が、心地好過ぎて。
貴方の視線がオレ以外に向く事が現実的に思えない程自惚れちゃった責任は、確り取って下さいよ？


何処が好きなのかなンて、もう挙げ切れないけど。…在り来たりな言葉でしか表現出来無いけれど。
―――貴方の"全て"を愛してます。
此れだけで、十分でしょう？他の言葉が無くとも、伝わると知ってますから。


願わくば…此れから先も、貴方の傍らに在る事を。