1 リヴァイ

飽き性と浮気性

御前ならタイトルで解ってくれただろ?
散々自分は飽き性ですけどリヴァイさんの事は云々言ってくれたエレン、御前だ。

…自分から言うのも恥ずかしい、が。
御前が見つけぬ儘に1週間過ぎれば此処に想いを綴った事を言ってやる。御前がこういう処を見て居るかすら俺には解んねえからな。
自分で見つけられりゃ御褒美ぐらいはやるよ。

変な処で鬼畜になりやがる御前も、従順に真っ赤な顔でお強請りする御前も全部好きだ。愛している。
寂しがり屋な処も心配性な処も全部な。
浮気なんざする気はねえ。…が、俺にとっちゃ一種の悪癖だ。
精々逃げちまわないよう首輪でも付けとけと言いたいんだが、…御前本当首輪付けたよな。俺超吃驚。
まあそんな御前だからこそ好きになったのかもしれねえな。

絶対に言わないと決めていたが此処で言ってしまおうと思う。
御前の好きな本やら、音楽やら、…何でも良い。
御前と話せない時に御前を感じられる物が知りたい。と、柄にも無く思った。
強制はしねえ。だが、御前の好きな物を共有したい、と。
…こんなこと直接言えねえしな。見たらさっさと教えやがれ、馬鹿。

エレン、御前との和やかなやり取りが好きだ。
御前が俺に飽きてしまうまで、時間の許す限り傍に居ると約束する。

…最後に、アザレアの花言葉を御前に添えて。
2 エレン・イェーガー
オレは貴方が大好きです兵長、いえ、リヴァイさん。
貴方がオレを知りたがってくれて、凄く嬉しかった。オレももっと貴方を知りたい。
貴方が好きです。
いくら浮気性だろうが、縋って離したくない。オレ達は、まだまだ付き合い始めたばかりです。もっと気楽に過ごしましょう?
終わりが明日という訳じゃない、先のことなんて分かりません。
先が分からないからこそ、今を大事にしようとも思える。
でも、忘れないで下さい。
オレのこの気持ちは、嘘じゃない。
愛してます、リヴァイさん。
3 エレン・イェーガー
リヴァイさんへの愛が溢れる…。オレは、常にリヴァイさんの事を考えています。
言葉にしても足りない、いくら抱き締めてもキスをしても、表せない位に。
オレは、貴方に溺れている。
優しくて、可愛くて、寛大で、大好きなリヴァイさん。

本当に、貴方を好きになって良かった。
貴方に出会えて良かった。

今日も明日もまだまだずっと、貴方へ精一杯の愛を囁く。
4 リヴァイ
馬鹿みてえに恥ずかしい言葉を綴るくらいなら直接言え、…なんて 俺の言えた義理じゃねえな。
御前はいつも俺を寛大だと言うが、そうじゃねえ。誰だって恋人には甘くなるだろう?
御前の伏せた睫毛から覗くその淡い瞳が好きだ。掠れた様に俺の名前を呼ぶ声が好きだ。不安になる御前が好きだ。
…色んな処が全て好き、馬鹿なところも愛しくて、そう思うともっと好きだと思える。
どんな御前でも、この想いは恋をしている以外に他ならないんだと。

少しだけ御前の嫌いな"いつか"の話を、今だけはさせて欲しい。
もしいつか俺と御前が別々の道を歩んで行くとして、寂しくはない筈だ。きっと。でも悲しくはある筈で。
…解らないんだ、誰にだっていつか選ぶことなんだとそう思っている。
だからエレン、馬鹿な事を言うなと、そんな話を今はするなと、如何か俺に言って欲しい。
そんで今日も明日も明後日も、出来る限りは一生に居てくれ。

…いつだって御前の幸せを願っている、あわよくば此の手で幸せにしてやりたいと思いながら。