1 エルヴィン・スミス

一目惚れ

まるでティーンのようだと自分でも笑ってしまう。
だが、お前の言葉使いに覚えたときめきは膨れ上がり留まるところを知らない。
やりとり重ねるごとに好きになる。
返事が待ち遠しい。
眠りにつくのが惜しい。
骨一本、肉片一つ余さず私が喰らい尽くしてやる。

欲ばかりの意地汚い上司ですまない。
だが、心配性のお前ならこのくらい意地を張っていた方が安心もできよう。

甘えるより甘やかしてしまいがちな私に飽きず付き合ってくれるお前が心底愛しいよ。リヴァイ。

お前に伝え切れない思いがある度に此処へ花を飾りに来よう。
きっと、あっという間に此処は花で埋め尽くされるのだろうな。
2 エルヴィン・スミス
酷い俺を愛してくれるお前はさながら聖母のよう。
言えば笑うだろう。
言葉にしたくてもならない。
どうすればこの感情に合う言葉を見つけられるのだろう。