32 もうあのスレ落ちそうだからこっちに貼るよ
ROCK INDUSTRY MAGAZINE
ISSUE EIGHT JANUARY 08
邦訳
日本出身のスーパースターDir en greyは、めったにイギリスにやって来ることはなく、
彼らが来たとなれば興奮の渦となる。この国にも多くのファンがいるのだ!
ロック・インダストリーはGaming expo Fuseでのライブの空き時間に、
ギターのDieに会い、話を聞くことができた。
―あなた方は今まさに「Decade 98- 2002」と「Decade 2003 – 2007」をリリースしようとしていますね。
10周年を迎えてこのようなリリースをするのは、大変な快挙だと思うのですが、
あなた方はこの偉業を成し遂げたことについてどうお考えですか?
Die:
10年というのはとても長いように感じられますが、
このことが、ずっと一緒にバンドを続けることの到達地点ではありえません。
前進あるのみです。常に新たな経験をし、新しいことに挑戦していきます。
20年目があるかどうか、それは誰にもわからないことですが、
もちろん僕としては、変わらぬ姿勢で新たなことに挑み、バンドとしてやっていきたいと思っています。
ISSUE EIGHT JANUARY 08
邦訳
日本出身のスーパースターDir en greyは、めったにイギリスにやって来ることはなく、
彼らが来たとなれば興奮の渦となる。この国にも多くのファンがいるのだ!
ロック・インダストリーはGaming expo Fuseでのライブの空き時間に、
ギターのDieに会い、話を聞くことができた。
―あなた方は今まさに「Decade 98- 2002」と「Decade 2003 – 2007」をリリースしようとしていますね。
10周年を迎えてこのようなリリースをするのは、大変な快挙だと思うのですが、
あなた方はこの偉業を成し遂げたことについてどうお考えですか?
Die:
10年というのはとても長いように感じられますが、
このことが、ずっと一緒にバンドを続けることの到達地点ではありえません。
前進あるのみです。常に新たな経験をし、新しいことに挑戦していきます。
20年目があるかどうか、それは誰にもわからないことですが、
もちろん僕としては、変わらぬ姿勢で新たなことに挑み、バンドとしてやっていきたいと思っています。
33 高尾太夫
―バンドとしてスタートした当初は、ビジュアル系としてやっていましたよね。
何があなた方を、そこからよりダークな今のスタイルに変えさせたのですか?
Die:
結成当初は、着飾ってメイクするバンドでした。あの頃の僕たちはそれに夢中でした。
誰でもバンドを始めようとするときは、本来の自分たちとは違う姿を見せようとするものです。
でも時が経つにつれ、僕たちは自分たちの本来の姿を見出し、
ありのままの自分たちの内面を表現することができる、
そしてそれを人々にアピールできると知ったのです。
―写真や映像を使って、視覚的にも音楽的にも自分たちを売り込むことの重要性を
どのように考えていますか?
Die:
他の人と同じように僕らもミュージックビデオを見ますし、
それに感銘を受けるのは素晴らしいことだと思うので、僕たちも同じようにしたいと思っています。
PVを作るときは、僕たちは今まで何年も一緒に制作をしてきたディレクターと一緒に仕事をします。
僕らは視覚的にメッセージを伝えたいので、アイデアやコンセプトをお互いに交換しあいます。
―「Obscure」のPVは非常に生々しく、不穏な描写をしていますよね。
この表現はどこから出てきたものなのでしょうか?
Die:
OBSCUREはもう何年も前の作品なので、どういう過程でああいう作品になったのか
はっきりとは覚えていませんが、ホラーや暴力となればベテランの
僕たちのディレクターが作ったことには違いありません。
おそらくディレクターは何か日本的なものを作品に盛り込みたかったのでしょうが、
詳しいことは思い出せません。
何があなた方を、そこからよりダークな今のスタイルに変えさせたのですか?
Die:
結成当初は、着飾ってメイクするバンドでした。あの頃の僕たちはそれに夢中でした。
誰でもバンドを始めようとするときは、本来の自分たちとは違う姿を見せようとするものです。
でも時が経つにつれ、僕たちは自分たちの本来の姿を見出し、
ありのままの自分たちの内面を表現することができる、
そしてそれを人々にアピールできると知ったのです。
―写真や映像を使って、視覚的にも音楽的にも自分たちを売り込むことの重要性を
どのように考えていますか?
Die:
他の人と同じように僕らもミュージックビデオを見ますし、
それに感銘を受けるのは素晴らしいことだと思うので、僕たちも同じようにしたいと思っています。
PVを作るときは、僕たちは今まで何年も一緒に制作をしてきたディレクターと一緒に仕事をします。
僕らは視覚的にメッセージを伝えたいので、アイデアやコンセプトをお互いに交換しあいます。
―「Obscure」のPVは非常に生々しく、不穏な描写をしていますよね。
この表現はどこから出てきたものなのでしょうか?
Die:
OBSCUREはもう何年も前の作品なので、どういう過程でああいう作品になったのか
はっきりとは覚えていませんが、ホラーや暴力となればベテランの
僕たちのディレクターが作ったことには違いありません。
おそらくディレクターは何か日本的なものを作品に盛り込みたかったのでしょうが、
詳しいことは思い出せません。
34 高尾太夫
―8月にIslington Academyでライブをしたときは、事前に宣伝していなかったのにも関わらず
チケットは即日ソールドアウトでしたね。あなた方はその状況に驚きましたか?
Die:
僕たちは以前何度かヨーロッパでライブをしましたが、
イギリスの音楽市場に入っていくのは非常に難しいので、
イギリスでできるとは夢にも思っていませんでした。
フランスやドイツからのオファーは来ていたのですが、ついにイギリスでライブをすることになり、
チケットのソールドアウトを知ったときの驚きは、言葉にできないほどでした。
僕たちはこの国で3回もライブをすることができたのです。
ファンやオーディエンスは熱気で溢れていて、それを見た僕たちはみな興奮しました。
とにかく素晴らしかったです。
―インターネットの普及がこの状況に影響したと考えていますか?
Die:
インターネットの影響は大きいと思います。ですが同時に、僕たちはここ数年、
海外でツアーをしてきたので、そのこともこのバンドについての情報を伝える
手助けになったと思います。インターネットはお互いの国境の垣根を低くし、
バンドの情報の普及にとても大きな役割を果たしていると思っています。
―日本のオーディエンスやアメリカのオーディエンスとの違いについてはどうですか?
Die:
日本のファンはとてもまとまりがあって、みなが同じように振舞おうと努力し、
同じ反応を見せます。アメリカやヨーロッパでは一人一人がそれぞれ自分のスタイルを
持っていて、自分たちなりのしかたで音楽を楽しもうとします。
各自が自分の好きなように音楽を楽しめるのはいいことだと思います。
それぞれが好きなように振舞ってはいても、バンドについては同じ気持ちを共有しているのです。
チケットは即日ソールドアウトでしたね。あなた方はその状況に驚きましたか?
Die:
僕たちは以前何度かヨーロッパでライブをしましたが、
イギリスの音楽市場に入っていくのは非常に難しいので、
イギリスでできるとは夢にも思っていませんでした。
フランスやドイツからのオファーは来ていたのですが、ついにイギリスでライブをすることになり、
チケットのソールドアウトを知ったときの驚きは、言葉にできないほどでした。
僕たちはこの国で3回もライブをすることができたのです。
ファンやオーディエンスは熱気で溢れていて、それを見た僕たちはみな興奮しました。
とにかく素晴らしかったです。
―インターネットの普及がこの状況に影響したと考えていますか?
Die:
インターネットの影響は大きいと思います。ですが同時に、僕たちはここ数年、
海外でツアーをしてきたので、そのこともこのバンドについての情報を伝える
手助けになったと思います。インターネットはお互いの国境の垣根を低くし、
バンドの情報の普及にとても大きな役割を果たしていると思っています。
―日本のオーディエンスやアメリカのオーディエンスとの違いについてはどうですか?
Die:
日本のファンはとてもまとまりがあって、みなが同じように振舞おうと努力し、
同じ反応を見せます。アメリカやヨーロッパでは一人一人がそれぞれ自分のスタイルを
持っていて、自分たちなりのしかたで音楽を楽しもうとします。
各自が自分の好きなように音楽を楽しめるのはいいことだと思います。
それぞれが好きなように振舞ってはいても、バンドについては同じ気持ちを共有しているのです。
35 高尾太夫
―大きな会場でライブするのと小さな会場でライブするのとでは、どちらが好きですか?
Die:
小さな会場ではそれほどプレッシャーを感じませんが、大きな会場ではステージから
より良い景色を見ることができるし楽しいので、大きな会場でプレイできることを望んでいます。
でも小さな会場ではファンを身近に感じられるのでそれはそれで好きです。
どちらか片方は選べません。
―もしDir en greyが何かひとつのことについて記憶に残るバンドになるとすれば、
どのようなことが記憶に残って欲しいですか?
Die:
僕たちは制作し、創造し、それを世に出すだけです。
何が記憶に残るかはリスナーたちの自由にゆだねられています。
リスナーたちにはDir en greyについてそれぞれ自分なりの思いを抱いて欲しいと思います。
Die:
小さな会場ではそれほどプレッシャーを感じませんが、大きな会場ではステージから
より良い景色を見ることができるし楽しいので、大きな会場でプレイできることを望んでいます。
でも小さな会場ではファンを身近に感じられるのでそれはそれで好きです。
どちらか片方は選べません。
―もしDir en greyが何かひとつのことについて記憶に残るバンドになるとすれば、
どのようなことが記憶に残って欲しいですか?
Die:
僕たちは制作し、創造し、それを世に出すだけです。
何が記憶に残るかはリスナーたちの自由にゆだねられています。
リスナーたちにはDir en greyについてそれぞれ自分なりの思いを抱いて欲しいと思います。