後悔

言えなかった事を此処で言わせてほしい。
もっと話していたかった。沢山、沢山話し合って一緒に笑っていたかった。
手を離したのは私。なのに…ずるずると引きずって、今まで何度もあなたを思い出しては後悔をする。
もう一度だけ、あなたに逢いたい。
リヴァイ…あなた以上の人なんてどこにも居ない。代わりなんて、居ないんだよ…。

やっとあなたと再会できた。もう…迷わない。もう引きずることもない。
最後に言葉をくれてありがとう、…あれが あなたなりの別れの言葉…なんだよね。
わかりにくいよ、馬鹿。

あなたがいなかった歳月に、傷心しきっていた私を支えてくれた人がいた。ずっと、ずっと…私が酷いこと言っても、彼は私の傍を離れもせずに、ただずっと見守ってくれて。気分屋な私を励ましたり、慰めてくれた。
そんな彼から、ささやかながら花飾りと指輪をもらったんだ。指輪は一度投げ捨てちゃったけどね。

もう、あなたはいない。愛したあなたはいないから、今後からは前を向いて頑張るよ。
だからあなたも幸せになってほしい。私の知らないどこかで、今までよりもずっと。

あなたと過ごした日々、最っ高に楽しかった。

もう甘えないよ。思い出は優しすぎるから、甘えちゃ駄目なんだよね。だから…
思い出は、心の中に…

またね、リヴァイ