1 リヴァイ

無題

恐らく…もう少ししたらきっと、お前は過去になる。
これは予感ではなく確信。

ずっと聞けずにいた終わった想いを奏でる音色も聴けるようになって、胸が苦しくて到底出来なかった、それに感情を添わせる事だって可能になりつつある。
良かったよ、本当に。心からそう思っている。


ただ…ここに綴ったのは、まだ俺の中に僅かに残っているものがあるが故だ。

長かったな…、我ながら笑っちまう程に。
2 リヴァイ
ああ、もう大丈夫なんだと確信した。
俺はまた、誰かを心から愛せるようになったらしい。
あとはお前に心からの笑顔が戻ればいいんだが、世の中はそう上手くはいかないらしい。
神様ってのはいるとは思うが、どうも残酷な気がしてならねぇよ。
傷付いてるあいつらをどうか幸せにしてやってくれよ、頼むから。