1 エレン・イェーガー

無題

あなたの事は好きです。大事な人だと思っています。
でも、恋に落ちた時の激しい感情はもう遠くにいって消えてしまった。
今はもう親愛みたいな形であなたを見ているんです。

俺みたいな奴がこんなに長く何もしないのって、我ながら不気味っていうか…本来はもっと触れたいし触れられたいって思っていたのに。あなたの前ではずっと大人しい飼い猫みたいなもんです。

欲とか葛藤とか、…無くなってしまいました。俺は何の為に側に居るんだろう。

大事な気持ちに変わりはない。でも、自分を遠くから見ている感覚が拭えない。

このままずっとこうなんだろうか。あなたからも、何も言葉を貰えないまま…言えないまま。

あなたから離れたいとは思っていません。
幸せです。
でも少し、辛い。