1 リヴァイ

殻の中

お前には多く望まないつもりだった…。
失う怖さを味わった後の出会いだったから尚更…。けど、お前はそんな俺を受け入れてくれた。

でもな、俺はお前に遠慮しちまう…。
いつもどこまでなら平気か、手探りでお前に触れてる…。
欲が深くなって行く前に、俺を捨ててくれ…。

今のままじゃ足りねぇ…もっと触れたい…お前と話したい…お前に身体も心も委ねちまいたい……。
今ですらこんな感情が俺を苛んでる…。