1 エレン・イェーガー

言えない本音は

全部此処に。

あれ程近くに居た貴方が今は遠い、まるで他人みたいだ。直ぐそばに居るのに、その身体から温もりを感じない。
触れた手も、求めた唇も今は冷たい。
その冷たさを感じたくなくて前みたいに簡単に触れられなくなってしまいました。

気付いてますか?

物分りがよくなったのは賢くなったわけじゃありませんよ。
2 エレン・イェーガー
もう日々減る鳩の数を数えるのが嫌です。
だから早く手放してください、オレからは貴方から離れられません。

好き過ぎて苦しいです。
3 エレン・イェーガー
好きです、貴方が好きなんです。
そう言っても貴方の口から同じ言葉が返ってくることはない。
それが虚しいからもう直接言わないと決めました。

でも消化できないどうしようもないこの気持ちは、ここに置かせてください。
好きです、好きなんです。…好きになってすみませんでした。もう、言いませんから。
吐き出すくらいは許してください。

当たり前のように貴方の元に届けるオレの鳩が無くなれば、少しは寂しいと思ってくれますか?
黙って外の世界へ行けば、オレを探してくれますか?