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4 エルヴィン・スミス
リヴァイ。
きっとお前は私が生涯に一度だけ、愛した男だ。


…もしも、まだ、私の事を許してくれるのなら、逢いに来てくれないか。
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6 エルヴィン・スミス
有り難う、リヴァイ。
そうだね。確信はないのに決め付ける様な発言をしてしまってすまない。

夜は静寂に包まれるせいか、思い返す事や甘えが強くなる。いけないな、こんな私では。
逢いたいと私が願う事は、許されない事だと言うのに。

リヴァイ、お前の場所を私の欲で使用しまってすまなかった。
お前がいつか一歩足を踏み出せる事を、そしていつか降り注ぐ程の幸甚を心から願っているよ。
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9 エルヴィン
私の記憶が間違っていなければ、きっとこの綴りはお前なのだろう。リヴァイ。

…久しいね。お前の言葉を眺めるのは。とても痛烈で鮮明で思い返すことが瞬時に脳裏に掠める。お前の言葉や仕草すべてをね。

あれからどれほど経ったか。数えるものではないけれど時折執務の合間お前を思う時、そんな事を考えたりしているよ。

お前は今、幸せか、リヴァイ。
こんな事を問う手前ではないが…お前に少しとも幸有ることを願っている。身勝手な私の本当の身勝手な願いだ。

指輪は棄てなさい。
お前を何時までも縛り付けておく事は出来ない。棄てられないなら、私に預けて欲しい。

リヴァイ。こんな風にしか伝えられない不器用な私を笑ってくれ。