無題

正直さ、そんな扱いされるくらいなら終わりだと告げられた方が楽になれる。
好きなだけ放置して、甘えたくなったら顔を出して甘えて、満足したらまた放置して、暇になったら暇潰しに来て、飽きたらまた放置して。
あんたの事は好きだよ。けどね、もう連絡が来なきゃ良いとも思ってた。
あんたが無言で消えてくれりゃ、思い出にすらならずに私の中から消えてくれる。そういう奴だったんだ、仕方ないと諦めも出来る。
あんたさ、いつも私がどんな想いをしてるか…、…いや知っても仕方ないね。私はもう、決めたから。

さよなら、嘘吐きのあんた。
出会ってから今日までずっと、本当に好きだったよ。