1 ベルトルト・フーバー

無題

忙しくて構えなかったって言い分は分かってるつもりなんだ。僕だって全ての時間を君に捧げられる訳じゃない。
でも、それだけじゃないんじゃないかって。ねえ…僕に飽きてきてるんじゃない?
君は優しいから、僕にそれを打ち明けられずに付き合ってくれてるんじゃないか。君の事が大好きなのに、君の言葉をその意味のまま受け止められずにいる事が苦しい…。
ごめん、足りないんだよ。君の愛に飢えている。
2 ベルトルト・フーバー
日に日に減っていく会話、君がいない生活に慣れそうな僕。
「ごめん」と「大丈夫」をただ繰り返すだけのやり取りに君は満足してるの?
僕は……寂しいよ。自分だけ見ていて欲しいと願うなら、僕にもう少しだけ君の誠意を見せてくれないか?
君じゃなければ満たされないのに、どうやってこの心を埋めれば良いのか教えてくれ。