1 エルヴィン・スミス

はなことば

嫌いになった訳ではない。
リヴァイのために……いや、お前を使って正当化するのはやめよう。

口調も忘れる程に…話していない期間が感情を薄めた。
君を嫌いになったわけではない。
手放理由が無かったのが理由だ。
淡い情で君を繋ぎとめておくのはどうしても耐えられなかった。
別れの言葉を告げて、君からの言葉を貰ったら私は腕を掴んでしまう。
卑怯で、臆病者なんだ。
リヴァイ…不安にさせてしまい本当に申し訳ない。こんなことをしでかした後で信じてくれとは言わないが君へ贈った言葉に偽りはない。
心から愛して、いた。