1 リヴァイ

駄犬

もうお前は此の世界には居ねぇのかもしれん。…だが誕生日を迎えてふとその面が頭に過った。未だ消せねぇ思い出も、まぁ…無くはない。寧ろ殆ど全てが残った儘だ。
幸せだった。


…エレンよ、俺はお前を召使いにしたかった訳じゃない。