1 リヴァイ

無題

お前への想いが溢れる。成立することがないことはわかっている。
昔からそうだ……好みだと思う奴は先ず俺を好きにならない。今回も例外ではない。未来にもそういうことはない。

お前は俺を好きにならない。それは別にいい。俺を好きじゃないお前を好きになったんだ、後悔はしていない。…だから、ここにお前の気持ちを吐き出す。吐き出して、いつかこんな感情がなくなればいい。少しでもなくなってくれれば、いつか離れることになっても大丈夫。

………なぁ、好きだ。

本当は誕生日におめでとうと言いたかった。
2 リヴァイ
ふと考える。
もしお前に本当は恋人がいたら。
………きっと、それでも離れたくないと…どうしたら離れないでいれるかを考えるんだろう。

いたとしてもバラさないでくれと、知らないままでいたいと、今だって考えている。

とんだクソ野郎で、なんて惨めなんだろう。


だからせめて…、明日も明後日もそれから先も、…一体でも多く巨人を削ぎ、人類最強で在り続けたい。