1 アルミン・アルレルト

僕にはキミが眩しすぎたんだ。
僕が自信を無くした時、キミは僕を励ます為に共感をしてくれね。俺もだって、そう言ってくれた。

問題が有るのはとことん僕なんだ。それは理解している。僕は其の共感と言う名の同情が欲しかった訳じゃない。

キミの言葉は僕には辛かった。
優しいけれど、其れは優しさとして受け取れなくて…僕がキミを励まさなきゃいけない立場に持って行かれているようで苦しかった。ゴメン…僕はキミの声を今上手く聞き取れないんだ。偏ってる心と、気持ちの所為…なのかな。

だけど忘れないで欲しい。
僕はキミが嫌いな訳じゃないって事を。
キミを傷つけたくないから…僕はキミから3歩ほど後ろを歩いて行くよ。

キミといる世界も悪くない。
ヒトリの世界も悪くない。
孤独も、愛情も、僕は僕の手で転がしながら生きていきたい。

最低な僕から、愛するキミに。
泣く程愛する価値のある僕は、もう…いないかもしれない。