1 マルコ・ボット

好きなだけ

君が恐れているのは、僕に嫌われることではなくて
君が僕に飽きたのを認めることなんじゃないかな。

そんなことを思うのは、僕の意地が悪いのかもしれないけど。

少し疲れたよ。
僕はずっと……君が好きなだけだ。
苦しいぐらい好きなだけだ。

それが、駄目だってことなのかな。

自分の姿では吐き出すことも出来ない臆病者の代理だよ。