1 ミカサ・アッカーマン

無題

肝心な時に貴方は居ない。
以前は特に気に成らなかった…でも、貴方から告げられた言葉を噛み締めた途端、貴方の居場所は此所じゃないと感じた。帰りを告げる音も、一日の始まりを告げる音も聞こえなく成った。それと共に貴方の元へ向かう勇気も失った。

私から求める事はしない。少し前の私に戻るだけ。吐き出せなかった感情を洗い浚い吐き出せばそれで終わる。此の蟠りも時間の問題で消えるだろうから。

厭きたと言われる迄傍に居る。だから仮にこれを見付けたとしても構わず好きに使えば良い。…言ったでしょう?私は自分で言った事は撤回しないと。


お休みなさい。