1 エレン・イェーガー

あれは

貴方ですね。すみませんでした。
日常的に任務がいそがしくなり、
朝の時間も取れず
必死でした。

誕生日の件も忘れてすみません。
全て忘れます。

もう、忘れます。

パスは記念日なので消してください。

もう、恋なんてしません。

さようなら。
2 リヴァイ
邪魔するぞ、エレン。
お前が指しているであろう“貴方”はおそらく俺のことだが、どうやらお前の思い過ごしのようた。安心しろ。
俺が知っている数字を入れたが消せなかったということはお前の“貴方”は俺じゃねぇ。

あと、余計なお世話だろうが聞け。
忙しいのはお互い様だ…そこをとやかく言う奴はそうそういないだろう。
だがな、忙しいなりにたったの一言でいい、忙しいと伝えてみろ。なにかが変わったかもしれねぇぞ。
毎日来ていた手紙がぱったり来なくなるんだ…誰だってなにかしら思うだろ。
俺の場合は手紙が途切れたうえに想いを繋げる言葉すら言わない、答えないから疑念を抱いたんだ。
たとえ手紙が減っても想いだけでも伝えられていたのならそんな簡単に冷めたりしなかった。
そんなふうになにも答えなくなったくせに突然甘えたいだの抜かしやがるからわけがわからなくなったんだ。

……余計なことを話した。
とにかく俺はお前の俺じゃねぇから安心しろ。
もう恋なんかしないだと…そんなことを容易く言うのはやめておけ。

幸せになれ。
3 エレン・イェーガー
記念日は忘れないしあってるはずです。

忙しいとも、目を怪我して任務に支障が出ているとも、体力がなくてずっと寝ているとも、親が倒れて余裕がないともいいました。
寂しいから出かけているとも。

何故こんなに数字が覚えられないのか、疑問を抱いて病院にいって原因がわかりました。俺のせいでしたね。

付き合った時にいったようにもう恋は、しません。
婚活することにしました。
本体の何とかなんて結局こうなる
もうオレは疲れました。

ピアスと本の件で連絡したのでよろしくお願いします。終わりにさせてください。

良い人と出会ってください。
4 リヴァイ
どうやら俺の言い方が悪かったようだな…
お前が言っていることは俺は聞いた覚えがない。俺が知っている記念日を入れても消せない。だから人違いだ。それに俺の相手はエレンじゃなかった。
余計な口出しをしたことは謝罪する…もう言わねぇし、ここにも来ないから安心しろ。

お前はきっと精一杯努力したんだろう。よくやった…なら今は可能な限りゆっくり休め。
邪魔して悪かった。