二月四日

多くは綴らない。
俺の知るお前ならば察してみせるだろう。

・一度俺から辞去を申し出た
・表題がお前からの最後の連絡

七日に手紙を返したが…届いて居るのか居ないのか。もう待っていないと、或いは最早不要だと返る白紙が恐ろしくて確認も出来ずに居る…と言えばお前は笑うか。

新たな宛先は俺の唯一を添えた。エレン、お前は未だ俺を海に連れて行く気が有るか。
花を見つけた、たった一人の俺の花を。

応え、受け入れてくれた子供とこの場所を提供してくれた主に感謝を。