エルヴィンへ

半なりでやり取りをしてくれていたエルヴィンを探している。
と言っても、やり取りをしてたのは数日だ。
ぼんやりとしか鍵を覚えていねぇ。

背後の端末が壊れて、中途半端にデータが飛んだ。
やり取りを始めて間もないお前の鳩は、保存する前にやっちまったらしい…
悪い…

こんな俺だ、我侭は言えねぇ。
またやり取りをしたいとか、ほざかねぇから…
謝罪だけでも許して欲しいんだ。


お前の募集に俺が応募
俺は当初毎日やり取りしてた奴と切れてしまった
お前の鳩はgだったかも知れない
俺は恐らくxxか、本宿


すまない。
鍵が本当にぼんやりなんだ。
お前が息災なら、それで良い。
落ち込んでいた俺の相手をしてくれて、本当にありがとう。
驚いたな…此処を覗く機会があまり無い故に気付くのが遅れて済まない。
十中八九私の事だろうが先に鍵を提示しておこう。

・お前は新しい鍵を作ると言っていた
・パスタの話をした

連絡が途絶えてから短い間ではあったが楽しかった、と諦めていたがそんな事情があったとは。
私の宿は変わっていない。また不安な事や物寂しさを感じてしまったら私がお前の支えになろう。いつでも待っている。
何より、元気そうで良かった。
無事に再会できた。

この場所に感謝を。
そして一人でも多くが幸せな再会をできるように。