旦那さまって呼んでよ、ジャン

君と離れる決意をしてから、まだ一年も経っていない。何度も、何度も思い出しては履歴に残る君を眺めて、いい思い出にしようと目を閉じていた。
それでもあの笑顔は、瞼の裏にしっかり残ったままで、揺らぐ気持ちが増してしまった。

なぁジャン、また僕を傍に置いてくれないか?次は旦那さまって、呼んで欲しいよ。


9/28と9/29
幸せの永久機関
朝一のおはよう
ホワイトデーにキャンディ
初めは一度きりの予定
それを僕がお願いして継続した
此処の黒い本棚に日記を置いたまま
多忙な君を待てずに僕から別れを告げた


なんというか、僕の勝手な行動に振り回してしまっていたかな。もっと大人な対応が出来ていれば、もっともっと潤滑な関係が築けていたかもしれないと思うと後悔ばかりだ。それでも君に夢中だったあの一年間は満たされていたし、今でも忘れらない。

ジャンが今、幸せならそれに越した事はない。此処も覗いてないだろうし、そのまま幸せを突っ走ってくれ。全力で応援する。

少しでも僕に想いが残っていたら、またやり直す機会を与えてくれませんか?
今度こそたくさん幸せにさせてください。
もうこんなに流れてしまったのか。まだ待っていても大丈夫かな。しつこいかもしれないけど、あと少し…。

薬指に結びつけた赤い糸、僕が大事に取ってあるから。