マーガレット

今でもたまに、あなたのことを思い出すことがあります。あなたと過ごした1年はまるで夢のように心地よくて、あなたに愛されて幸せでした。…でも、ある日突然ぷつりと連絡は途切れて、どんなに忙しくても3日を開けずに連絡をくれていたあなたが、ひとつき、ふたつき、連絡をくれなくなったのは、そういうことなのでしょうね。

きっと、私が多忙に甘えてあなたへの連絡を怠ったことがいけなかったんだと思います。確かに、そんな人にいくら愛していると言われても信じられませんね。…裏切るようなことをしてごめんなさい。

また同じように隣にいてほしい、そんな我儘なことは言いません。ただ、一言、幸せだったと、心からあなたを愛していたと、お礼を伝えたいのです。



・短期から長期へ
・お花を送りあった
・観察日記
・あなたの部屋の鍵を首から下げていた私
・一番の仲良し


もし、私の探している方なら、この鍵できっと分かってくださるはずです。


…また、金木犀の季節がやってきますね、兵長。