失ったものは、(R20)

今回の巨人化の実験は、一つの感覚に特化して行うことになっていた。いつもみたいに何回か巨人化を繰り返して、それで……――あれ。それで、最後はどうなったんだ?確か、もう一度巨人になって…その後の記憶がない。…取り敢えず、いつまでもこうしてる訳にはいかねぇ。とにかく起きようと…したところで、異変に気が付いた。

@失ったのは光だった場合
目を開けた、…筈なのに真っ暗だった。夜中になっちまったのか?それにしても、全く何も見えねぇ…流石に暗過ぎないか?と、思っていると直ぐ傍から物音がして、ハンジさんが呼び掛ける声が聞こえた。そこでオレは、……漸く自分の目が見えていないってことを知った。

A失ったのは音だった場合
見覚えのある天井…救護室か…。にしても、すげえ静かだ。誰も居ないにしても…窓から入って来る光はまだ明るいのに、物音一つしない。幾らなんでもおかしいと思って起き上がったオレの視界に、前触れもなくハンジさんの顔が飛び込んで来て死ぬ程驚いた。その口元が動いているのに、全く声が聞こえない。おかしいのは周囲じゃなくて、オレの耳の方だった。

B失ったのは記憶だった場合
いつもの実験後より身体が重くて動きが悪い。全身筋肉痛みたいに痛いが、どうやらどこにも欠損はないようだ。オレが目覚めたことに気付いたハンジさんが、“リヴァイに蹴られずに済む”としきりに安心していた。……誰だ、リヴァイって。


――いきなりで済みません、こんな状況に付き合ってくださる兵長を捜しています。
その他の特徴は、本体様が成人済み女性で、こちらの仮宿(g、xx)を容認出来る方。
期間は連休が終わる月曜日の寝落ちくらい迄を考えています。
オレからリヴァイ兵長へは、畏敬の念と憧憬…後は、何だろう。役に立ちたい…と、思います。
兵長がオレをどう思っているかはお任せします。けど…憎からず思っていていただけると、その…た、助かります。

兵長やオレが死んでしまうようなことや排泄物に顔突っ込まれるみたいな汚ぇこと、気が狂うような拷問とかじゃなければ大体は対応出来ます!第三者を登場させるってのも話が広がりそうですよね。何にせよ、自由にやってもらえたら。

思ったより長くなってしまいましたが、お相手を願える兵長は救護室を訪れる描写を添えて連絡を。他に付け足したい設定や、ドタバタとコメディ寄りの展開がいいとか、雰囲気を大切にしたやり取りがいいとか、希望があれば併せて教えてください。

では、よろしくお願いします!
何か改めて見ると色々抜けてるな…。

すみません、今夜も募らせてください。
期限は、前回と同じく月曜日の夜、くらいまでで。

いや、長引いてもいいんですけど…そうすると一気に反応速度が落ちて夜くらいしか応えられなくなるので。それじゃ申し訳ないですから。

後は…描写は100字程度から、状況が分かれば充分です。俺は、100字前後〜状況や兵長の描写の長さに応じてって感じですね。調子に乗ると長くなる傾向があるので、大目に見てもらえると助かるんですが…。

え、と…では、引き続きよろしくお願いします!