病んでいる。

と自覚している。
上手に被せた薄皮一枚の下にはおぞましい感情が渦巻いている。
私も特に誰かへ見せたいと思う事はなかった。重りは多いと何でも沈んでしまう、そして私も他人に負担を掛ける真似をしたい訳でもない。
だがそうして気遣う内に何もかも色を無くしてしまった。苛立ちや悲しみを抱えているのはそんなに可笑しな事かい。一人だけで良い、安心する者が欲しいのだと思う事は。
君に何を求めているのか、それも分からない。掬い上げてほしいのか、同調が欲しいのか蔑みでも良いから構って欲しいのか。
何処かに逃げたい、それだけだ。
私の他にはリヴァイ、エレン、ナナバもいる。好きな子を呼んでくれ。
一先ず待ってみるよ。