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1 アルミン・アルレルト

添い寝してくれたジャンへ

おはよう。昨晩は呼び出しに応じて添い寝までしてくれてありがとう。君のお陰で今朝はすっきりと……いや、任務の呼び出しで起こされたから少し憂鬱ではあるんだけど。それより何より君の温もりを分けてもらえたことが幸せで。

ミカサのように美人では無いし、エレンやマルコのように黒髪でも無いし、君を包み込んであげられるだけの背丈も無い。
背が低いからといって可愛らしいわけでもない僕だけど……君とまた、話したい。
あの時間だとすぐに寝てしまうから、可能なら22時頃から話せたらと。もし君が応じてくれるならだけどね。
ちなみに僕は今夜も可能――…というか、出来ることなら会いたいと思っている。
ともあれ、ジャンがこれに気付いてくれないと何も始まらない。君が気付いてくれるのを願っている。

じゃあ、行ってきます。
再び縁があることを祈りつつ任務に励んでくるよ。