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女体部屋に来たエルヴィン。

伝言を残すべきかどうか大分迷ったんだが、やらずに後悔するよか良いと思ってな。
題名が全ての鍵になるだろう、否定出来なかったのは事実俺も縁を求めていたからだ。
…直ぐ何かがどうこうなるとは思わねぇが、また話す気があれば何か残してくれたら僥倖だ。気障な紳士へ宛てる。
2 エルヴィン・スミス
昨夜どうやって部屋に戻ったのかまったく記憶に無いのだが、まさか私はお前の前で失態を?─…すまなかった、リヴァイ。淑女の前でなんて失礼なことをしてしまったんだ。私から謝罪を残すべき場面にも関わらず、こうして言葉を添えてくれたお前の丁寧な気遣いに驚きを禁じ得ない。
本当に申し訳無い。昨夜は僅かな会話でもとても楽しかった、有難う。では、いつかまた会えたら。
3 リヴァイ
言葉を残すべきか迷ったんだが、何も言わねぇより善いかと思って残しておく事にした。あの後、俺も眠気で早々に退散する運びとなったし気にするな。再度話す機会があれば有り難いが無理強いはしたくねぇ。戯言として受け取っておいてくれ。
来訪に感謝を。