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1 エルヴィン・スミス

館の主から。

このタイトルで見つけて貰えるか心配だが、
昨晩ミケの姿だった君に向けて綴る。
・置土産
・コーヒーにこだわる館の主
・私は時間切れで退室

あの話の真相がどうしても気になるんだ。
しかし君の指摘通り、衆目の前で何度も同じ話題を披露するべきではないね。
君さえ構わないなら、今度はどこかの部屋を借りて会えないかな。
あぁ、もちろん答えを直接聞きたいわけじゃない。
…君はわかってくれていると思うが。

こちらから頼むのだから、出来るだけ君の都合に合わせたいが…、
明日(既に今日か)金曜の夜21時30分頃はどうだろう?
返事を待っているよ。
2 ミケ・ザカリアス
エルヴィンへ。
昨夜は感謝している。
生憎、金曜の夜は任務が遅くなりそうでな…土曜、日曜なら平気なんだが…

ふっ…分かっている。お前は答えだけ知りたいなどというつまらないことを言う男ではないということくらいはな。

一つ、問題を用意しよう。

俺はある日、充分な時間がとれたので、掲示板に募集記事を乗せることにした。十分ほどかけて念入りにチェックをしたので誤字や脱字のない完璧な文章を作ることができ、俺はその出来映えに満足していた。だが、俺は投稿したその記事を、すぐに削除してしまった。何故だろうか?


ふっ…我ながら、拙い問題だ、そうは思わないか、エルヴィン。
3 エルヴィン・スミス
やぁ、ミケ。
早速の返事をありがとう。
今夜は難しいようだね…。

私も土曜、日曜は時間がある。
…が、その、何と言うのかな(頬をかき)
週末は急な呼び出しがある場合があってね。
特に夜は予定が立てにくいんだ。

もし君が昼でもかまわないというなら、明日の午後14時以降で会える時間はないかな。
勝手ばかり言ってすまない。
返事を待っているよ。
4 エルヴィン・スミス
おっと…しまった。
君と会う予定ばかり考えていて、せっかくの贈り物を見逃すところだったよ。

ふむ…不思議な問題だ。
いや、これは君自身の実際の体験なのか?
答えは…そうだな…、『入りたい別な部屋が見つかったから』
どうだろう?
5 ミケ・ザカリアス
ああ、明日の日中なら時間が取れそうだ。

…そうだな。先日、俺がスープを振る舞った日の前夜の出来事だ。あがってきた記事を見ると、ほぼ同じ趣旨の記事が同時に書かれていたんだ。
6 エルヴィン・スミス
やはりね、心当たりがある。
多分のあの記事は君だったんだろう(くす)

では、明日の14時にどこかの部屋で会おう。
時間になったら、ここに部屋番号を記入するつもりだ。
7 ミケ・ザカリアス
了解、エルヴィン。
…早くお前と言葉を交わしたいものだ。ふっ…俺らしくもない。
8 ミケ・ザカリアス
すまない、約束を一時間ほど後ろにずらしてもらえないだろうか…急な呼び出しがあって、な。
我が儘を言ってすまない。
9 エルヴィン・スミス
返事と部屋指定が一緒になってしまってすまない。
私は今から待合のfree203にいるよ。
君が来るのを気長に待っているつもりだ。
余裕が出来たら来てくれ。