1

競パン

居残り練習を終えて更衣室に戻ると、とっくに帰ったと思っていた田辺先輩と横井先輩が
まだいて、驚いた。
なぜかまだ競パンをはいたままの先輩たちは、俺をジロジロ見ながら笑ってて、なんだか
ヤなカンジだった。
「・・・お疲れ様ッス」
ぴょこんと頭を下げて、シャワー室に向かう。
今日は散々泳いで疲れていたし、早く帰りたかった。
「おい、小柴」
いつの間にか田辺先輩が俺のすぐ側に立っていて、肘を掴まれた。
呼び止めるというよりもずっと強く掴まれて、よく分からないけど「ヤバイ」と思う。
「なんスか・・・?」
「疲れただろ。マッサージしてやろうか」
肘を掴んだまま、反対の手で俺のケツに触ってくる。
競パンはピチピチでバックの縫い目がケツに食い込んでるから、片尻を包み込んだ先輩の
指先が、ケツの穴辺りをモゾモゾと這い回る。
気持ち悪さとくすぐったさで、体中に鳥肌が立ちそうだった。
「いえ、いいッス。もう自分、上がりますから・・・」
「遠慮すんなって」
横井先輩がシャワー室側に立ちはだかり、俺の動きを封じる。
しかも横井先輩が俺の下半身の前の方・・・つまりチンチンに触ってきた。
もう、疑う余地なんて無い。
これは絶対、ヤバい!

「やめてください!」
俺は力いっぱい腕を振るって、田辺先輩の手を切った。
肘が先輩の脇腹に当たったけど、そんなコトどうこう言ってる場合じゃない。
一瞬躊躇した田辺先輩の横をすり抜けようとして、いきなり後ろからものすごい力で抱き
締められた。
そのままぐっと締め付けられて、肺から押し出された息がグェ!とヘンな音を立てる。
「田辺、手、押えろ!」
横井先輩の腕に爪を立てていた俺の腕が引き剥がされ、万歳みたいにさせられる。
「暴れるな。ちゃんと気持ちヨくしてやるから」
横井先輩が、右手でチンチンを鷲掴みにした。
キンタマをコリコリっとされて、脳天まで突き抜けるような衝撃が走る。
ソフトな電気アンマって言うか、腰骨の奥のほうがゾクゾクっとして、甘くツーンとする
カンジ。
「う、あ・・・!」
「暴れると、このまま握りつぶすぞ」
揉む手にぐっと力がこもると、鈍痛を伴う重圧感が下半身を支配する。
ヤバイ、痛い、重い!
「んぅぐ・・・ぅ・・・っ」
苦しい、苦しい!
俺は暴れるのをやめて手足を縮め、硬直する。
「そうそう。おとなしくしてりゃ、痛くはしないから」
田辺先輩が俺の手を放し、自分のロッカーからハサミを取り出してきた。
「分かってると思うけど、暴れるとヒドいことになるよ」
「分かったか?」
凶器の登場に、俺はもう言うなりになるしかなかった。


俺は二人に言われたとおり、床に四つん這いになってケツを高く持ち上げる。
床は固くて冷たくて、疲れた筋肉がどんどん冷えてますます体が重くなる気がする。
「いい眺め」
2
田辺先輩が俺のケツ側にしゃがみ込み、恐らくおっ広げた俺の股間を覗き込んでいる。
先輩はハサミを持っているので、俺はいつ大事なトコロをちょん切られるんじゃないかと
思うと、生きた心地がしなかった。
「もっとケツ、上げろよ」
「ひっ!」
硬い金属がチンチンに当てられ、くいっと上に圧をかける。
無防備な部分をハサミで押され、俺はびっくりしてケツをさらに持ち上げた。
「そうじゃなくて、頭を下げて」
横井先輩が俺の頭を無理矢理床に押し付ける。
「そうそう、その方がチンポもよく見える」
尖った先端がチンチンの先っぽから袋に向かって、ツツーッと撫でるように動く。
カリ首の辺りを突付かれたとき、またあのゾクゾクするようなツーンとするような、腰の
真ん中の奥の方がモヤモヤするカンジがしてくる。
「・・・・っ」
俺は奥歯を噛み締め、目をぎゅっと閉じた。
「あれれ?なんだ、小柴、こんなんで感じてんの?」
ハサミがカリ首の周囲をしつこいくらいに突付き回す。
尿道のすぐ下辺りを、亀頭冠に沿って念入りに。
あ、それ、イヤだ・・・ああ、ムズムズする・・・っ
「ん・・・ぅ・・・っ」
「どんどんデカくなってる。左向きに伸びてる」
薄い競パンじゃ、隠すことなんてできない。
ピチピチの生地を押し上げて、チンチンがどんどん勃起して横に伸びる。
「俺にも見せろよ」
横井先輩までもがケツ側に回って、完全勃起した俺の股間を笑いものにする。
「こんなんで勃つなんて、お前よっぽど溜まってんだろ?」
「そーら、もっとよく見せろ」
横井先輩が競パンのウェストに指を引っ掛けて、真上に引き上げた。
ピチピチの生地が勃起したチンチンやパンパンに張ったキンタマを強く圧迫し、さらに食
い込みながら俺のケツを持ち上げる。
突付かれてただでさえ敏感になってる部分を刺激され、しかもケツだけ高く上げるいやら
しい格好をさせられて、俺の下半身はたまらない興奮に支配される。
「あ!・・・ぁあ・・・っ」
クイッ!クイッ!と弾みをつけて何度も引き上げられると、ますます食い込んだ競パンの
縫い目が、ケツの穴の方まで刺激する。
あ・・・あ・・・っ・・・・ヘンなカンジ・・・・!
「スッゲぇ食い込み。エロい眺め」
田辺先輩が右手でチンチンに触ってきた。
ギンギンになった肉棒を、指で挟むようにしながら上下にしごく。
競パンのサリサリした生地越しに擦られるのは、ナマで握られるのよりいやらしくてゾク
ゾクする。
あ、う、裏スジんとこ・・・っ
そこ、感じる・・・・!
「あっ・・はぁあぁぁ・・・・っ」
我慢できなくて、エロい声が出てしまった。
「うお、我慢汁出てきた」
「マジでエロい。ヤベ・・・俺もう、我慢できねぇ」
田辺先輩が俺の腰を抱え、セックスするみたいにバックからチンチンを押し付けてきた。
ビチビチに食い込んでくっきり浮かび上がったケツに割れ目に、熱い肉の塊がぴっちりと
ハマる。
「小柴ぁ・・・!」
そのまま擦り付けるみたいに上下運動された。
競パン同士が擦れ合う独特の感触が、田辺先輩のチンチンの熱さと一緒にダイレクトにケ
ツ穴に伝わってくる。
ますます高まるゾクゾク感と甘くて切ない興奮に、俺のケツがぶるりと震える。
「あぁぁ・・・あ!・・は、・・・ああっ・・・!」
横井先輩がさらにケツを引き上げたので、ケツ穴とキンタマの間に田辺先輩のチンチンが
擦れた。
途端に、まるでチンチンをくすぐられたような腰が砕けそうな快感が、ケツから背筋を通っ
て脳天まで走り抜ける。
あああっ!それ、気持ちイイ・・・っ
そこそんな擦られたら、俺・・・!
3
「俺、マジ限界」
「俺も」
先輩たちが一旦離れ、俺は崩れるように腰を落とす。
強い食い込みでチンチンの根元がせき止められていたんだろう、圧迫から解放された途端
に我慢汁がドバドバと溢れ出す。
俺、どうしちゃったんだ・・・
なんで男にこんなコトされて、こんな感じてるんだ・・・
「そのまま動くなよ」
上ずった田辺先輩の声と共に、ジョキリとハサミが鳴る。
急にケツの締め付けが緩くなった。
競パンのケツ穴の周りだけ、丸く切り取られたのだ。
ごくり、と誰かが喉を鳴らす。
そこだけ日焼けしていない俺のケツを見て、二人がこれまで以上に興奮しているのはすぐ
に分かった。
それと、これから何をされるのかも。

「うわーーーーーっ!」
瞬間的に恐怖が沸騰し、俺は叫びながら立ち上がる。
だが真上から圧し掛かってきた田辺先輩に押しつぶされ、さらに横井先輩に頭を掴まれて、
逃げることは叶わなかった。
「暴れると、刺すぞ!」
田辺先輩の怒声が飛び、ハサミの刃先が顔のすぐ横に突きつけられる。
「刺すぞ!」
俺は泣き出してしまった。
本当に恐ろしかったのだ。
抵抗をやめた俺の上から田辺先輩が退き、投げ捨てられたハサミが金属音を立てる。
「大丈夫だ。力を抜いてりゃ、そんな痛くない」
奇妙な慰めを言いながら、横井先輩が俺の頭を撫でた。
「ちゃんと潤滑になるもん、使うから」
田辺先輩がシャワー室から持ってきたのはシャンプーだった。
田辺先輩は競パンの脇から自分のチンチンを引っ張り出して、そこにシャンプーを塗りつ
ける。
それからもう一度俺のケツを上げさせ、割れ目にもたっぷりシャンプーを振りかけた。
ひやりとする感覚にきゅっと締まったケツに、指先が触れる。
「いいか、力、抜くんだぞ」
何度か入り口を押した後、どれかの指が一本、俺の「中」に入ってきた。
「うっ・・・く・・・!」
それはヘンな感覚だった。
シャンプーのせいでぬるりと入ったから痛くはなかったが、刺激のせいでウンコを漏らし
そうなカンジ。
「よし、入った」
指はそのまま奥まで入ってきて、中を探るようにぐるぐる回る。
「あ・・・あ・・・ぁ・・・・」
ヤだ・・・っ・・・これ、ヤだ・・・!
ケツん中、ヘン・・・・っ
「・・・・はぁっ・・・!」
ケツの中のある部分を触られたら、またあのゾクゾクの、今度は数倍もスゴい感覚が襲っ
てきた。
ケツ穴がきゅうきゅうに指を締め上げ、それなのにチンチンの方は尿道をぱっくり開いて
我慢汁を噴き出している。
ああ!俺、イったのか?
いや、イってないけど・・・なんで、こんな・・・!
「ぁあーーーぁ・・・っ・・・あーーあぁぁ・・っ」
なんか、出る。マジ、なんかもう、あ・・・出る・・・!
「い、入れるぞ。力抜いてろよ!」
4
指が引き抜かれ、代わりにギンギンになった先輩のチンチンがケツに挟められる。
ケツ穴に触れてるそれは指なんか比べ物にならないくらい太くて、俺は絶対に無理だと思っ
た。
そんなの入れられたら俺、壊れる!
「小柴ぁ・・・!」

ズドンって言うか、ドカンって言うか、まるでそれは雷が落ちたみたいな衝撃だった。
「ぁああああああああああああっ!!」
狭い入り口をこじ開け、閉じた肉を押し広げ、先輩の熱い肉が俺の奥深くを目指す。
ぬめりのせいで摩擦のキツさはなかったけれど、ケツ穴自体を目一杯広げられる痛みは並
大抵のもんじゃなかった。
「あぁはぁああああああっ!!」
俺は泣き叫んで腰を引こうともがいたが、横井先輩に頭をがっちり押えられて逃げ場を失
った。
「すっげ・・・お前のケツ・・・イイぞ」
最後の一押しが、俺の深いところを押し上げる。
あの、指で触られて感じてしまった部分を。
「ぁはぁあああああぁ・・・・っ」
俺の背中がしなり、チンチンがザーメン混じりの我慢汁を吐き出す。
射精を強要されているような、苦しいままイってしまうような感覚。
しかも競パンをはいたままで根元がヘンに折れ曲がったチンチンは、素直に汁を吐き出せ
ない。
汁を吐くゾクゾクするような快感が長く尾を引いて、おかしくなりそうだった。
「動くぞ」
パン!パン!とケツが打たれ、先輩のぶっ太いチンチンが俺を掻き回す。
「あぁああーーーーーーーっ!ああぁあーーーーーーっ!」
ああっ・・・!熔ける・・・っ・・・壊れる・・・イヤだっ、俺・・・・っ
あ、出、出・・・・っ