1

ご主人様と不思議なおもちゃ

みんな。みんな知らない。
おれがどれだけ沢山の大人といけないことしてるのか。
大人でも、おんなのひと相手じゃない。
彼らは戦場で敵をあいてに腕をふるう屈強な軍人さんたち。
おれはある位の高いお人の世話をする稚児ってよばれる十歳前の見習い兵士のひとり。
軍人さんたち、それも位の高い方ばかりに可愛がられてきたおれは、もともと貴族の子。末っ子だから世間勉強に出されたってわけ。
でもここの方がしあわせ。戦場に出なくていいし、おいしい食事はもらえるし、気持ちいいこともたくさんしてもらえるもん。
「ぁっ…ぁっ、やだぁ…やめてぇ…」
こうして甘えるだけで。
「何が嫌だ?とろけた目をしておいて…」
———ピシッ
「ひ…っ!」
今夜のおれは、今のご主人さまに、彼の同期の騎馬隊長との浮気がばれてお仕置きちゅうなの。
———ピシッ
「はぅんっ・・やだぁ」
やだって、口では言いながら、鞭で叩かれるのがすごくすきなおれ。
叩かれながら繋がった場所をピストンされるの、すごく好き。でも今は放置プレイのあとの緊縛プレイちゅう。
他にどんなにひどいことをされても、ほんとはすごく気持ちよくて…もっと、もっとしてほしくてたまらない。
がんばらなきゃ。
ご主人様は淫乱な子が好き。
「ん・・!」 おれは縛り付けられた縄でキリキリする足をもっと開いてご主人さまを誘う。
小さいながらも、すっかりおれのおちんちんはたっちゃって、下の蕾は濡れてひくっと開いたり閉じたりしている。
おれを組み敷くご主人さまは、自分の金いろの髪を繊細な指ですき上げながら、いやらしそうに笑った。
「いけない子だ、お前は…騎馬隊長のモノはそれ程善かったか?」
そう囁いて、じらしてくる。指先でおれのおちんちんをこすりながら、舌さきで、でない精液を舐めしぼるようにしながら。
「はぁ…ぁ、やだ…はなしなん、か…さわって……してぇ」
おれはもじもじとおしりを浮かしたり上下や前後にふってみた。
騎馬隊長となんかちょっとしたインターバルだもん。
ご主人さまとの時間には比べらんないっていうのに…でも、嫉妬するご主人さまも好き。
「…ご主人さまが…一番だよ…っ」
誘うように腰を揺らす。ぷるぷるとおちんちんがゆれて、ぺちっておなかに当たる。
じぶんでも、なんだかすっごくやらしい。
ご主人さまも気に入ったみたいで、足の間にみえるおっきくて太いおちんちんが、赤くなって膨らんだりして、ゆらゆら揺れてた。白い液体がじゅくじゅく溢れてる。
あれがおれのおしりに挿れられる…ずんずんって、出したり入れたりされるんだ。
「ぁ…はやく…ぅ」
2
「ふん…楽しませているつもりはないぞ?」
それなのに優しく微笑んで、ほっぺにちゅうしてくれる…ほんとは優しいご主人さま。でもこうしておれをいじめるのもすき。

お仕置きっていったって結局は遊びだ。拘束されてる両足は、俗に言うえむ字開脚っていうらしい。ぜんぶ丸見えで、動けるのはおしりだけ。
膝の裏側からロープを通されて、天井の天蓋にくくりつけられてる。
ご主人さまに膝を両手で掴まれて、さらに開かれてもち上げられると、はずかしい場所が上をむいちゃう。
「ゃぁ…っ、みないでぇ…」
「なにを、ほら見てごらん…お前の淫乱な蕾が、はやく私のモノが食べたいと、涎を垂らして口を開いて待っていてるじゃないか…」
「ゃっ…はずかしい…よぅ……ぃ、たぁいっ」
もじもじと自由にならない手をうごかすと、ギシリと縄がくいこむ。痛くて涙がにじむ。そんな顔で男のひとを見ると、勘違いさせちゃう…って、わかってるけど…。
「可愛い顔をするな。これはお仕置きだ。わかっているのか?」
「ぁ…ごめんなさ…」
聞き飽きた。なんて言われて、あそこをヒクんッてさせたら、クスリとわらわれた。
「慣らすまでもないようだな…全くだらしのない」
顔が赤くなる。
だって、いまは夕方。おひるまえからおみだらざんまいで、もうなんかいもならされちゃってる。
おくがうずくんだもん…
「食べたいのか?」
「た…っ、たべたい…ったべたいのぉ」
「誰のなにが?ちゃんと言えたら、食べさせてやってもいい」
「たべたいぃ…ご主人さまのおちん●んたべたいぃ」
あぁ…やらしい、おれ。
ゆらゆらしながら、だんだんとご主人さまのおちんちんが、おれのヒクつく蕾にせまってくる。
そうなると、もうなにを言ってるのかさっぱりわからなくなる。
ただ、気持ちよくしてもらえるものがほしくてほしくて、押さえつけられたおしりが浮く。
ぴちゃりと紅くめくれあがった入り口におちんちんを充てがわれて、懇願がひどくなる。
押しつけられた場所から、ぬくりと先端のふくらんだ部位がもぐりこむ。
「はひゃあ…、…ぁんっ」
くぷんっ。
ぬちょ、ぬちょ…。
じらすみたいに少しづつ、出たり入ったりしながら、ふくらんだモノがおなかの中にハメ込まれてゆく。
「んぁっ、ひぁっ、にゃ…っ、ぁひ…っ、おなかがぁ……」
「いっぱいになってきたのか?」
おちんちんでぽこっと膨らんだおなかを、大きな手でいやらしく撫でられながら囁かれて、おれはこくこくとうなずく。
涙が目から、よだれが口から溢れてきた。
最後は、ずるるっ…て、いっきにはいりこんじゃった。
「凄いな…根元まで飲み込んで…まるでそのための入れ物のようだ…男の為の…」
ながくてきれいな指先で、つぼみのしわをひろげられる。ぴっちり奥までとどいてる。あつくて、どくんどくんしてる。
こどものおなかにはおおきすぎる大人の証。ほんとうはいけないことだけど、きもちいいんだもん。
おうこくの“未満児管理官”にばれたら娼館おくりでいっしょうおもてにはだしてもらえないんだって。
あいての男のひとはぜんせんおくりにされちゃうの。
3
けど、このご主人さまはたいりくをしはいする王さまの信頼する剣の一人。
えらいひとだもん、つかまるなんてありえないんだって。
「んっ…ひぁんッ…ぁァ、あ・ぁっ」
中で感じるふくらんだ突起にごりごり先たんをあてられて、それだけでピュルって透明な汁がおれのちいさなおれの膨らみからでてくる。
「は…っ……ふっ」
さいしょはゆっくりだったご主人さまの腰のうごきがだんだんと早くなってきて、こすられるときの音がかわってきた。
「ぁんっ…ぁんっぁひっ…いゃぁっ」
ぐぶっ、ぐぷっ、ぐぼっぐぼっ。
「すごいな…っ、さっき出してやった私の精液が、泡立って……」
つぼみはおちんちんにひきずられて、なかみが出てきちゃってる。
ぬちゃぬちゃした白いえきが、すき間から溢れでてかきまぜられて、すごい…。
「ほら…、嬉しいだろう…?お腹いっぱいにされて…っ、また飲みたいだろう…?たっぷりと…」
ぶぷっ、びびゅっ、ぶぽっ。
「ひぁ、ぃァ、ぁァっ、ひゃふんっ…ぁっほし……ぃ、ほしいぃィ…っ中にいっぱいほしぃ」

…だなんて、じぶんの口から訴えるのはほんとうははずかしい。
女の子でもないのに中にほしいだなんて…ほんとに淫ら。
でも、ご主人さまやほかの男のひとから見たら、おれのココはきっとそうなんだ。だって、今までもうなん十って男のひととおみだらして、いっぱい可愛がられてるもん。男のひとの、こどもをつくるためにつかうものを挿れてもらってるんだもん、おなかにたっぷり。
でも、おんなのこだったらきっとダメだったと思う。だってこんなにおみだら出来ないもん。
だれかがそう言ってた、どうしてかはわかんないけど。
それよりねえ、くれるの?くれないの?
「まだだ…」
「ぁひっ…ッぃぐぅ!」
苦しいくらい上下にゆさぶされちゃう。
それすらよろこび。
それすらうれしいの。
「…仕置きのつもりが…喜ばせているのか、私は。ふん。仕方の無い話か・・私はお前を気に入っているからな…・・・だからこそ…な」
ご主人さまは難しいことをひとり呟きながら、うずいて跳ねているおれのお尻やふとももをがっちりと押さえつけた。ご主人さまのおちんちんが、白い泡を溢れさせるいんらんな蕾にはげしく浮き沈みする。
ズポッズボッズボッ。
ぼぴゅ、ぐぢゅ、びゅ、ぐぱっ。
腰を深くしずめられたまま、腰を回されてえぐられて。にぶくてやらしい、精液が泡だって溢れて、おしりとご主人さまの腰があたって奏でるみだらな水音。
「ぁ、んぁあ…ひぃぁぁ!っぁっあっあ!」
あられもない悲鳴。大きなやしきじゅうに、おれのはずかしいあえぎが響いてるかもしれないと思うと、もっともっとどんどんみだらになっていっちゃう。
きゅんきゅん中で締めつけて、いっしょうけんめい腰を一緒に揺らす。おれの手首よりふといおちんちんから、精液をぜんぶ絞りとるみたいに。
「っく!…なんて淫乱な子だ……ふっ…ぅ…は…っ」
ご主人さまの息づかいも荒あらしくなってゆく。青いひとみはぎらぎらして、獣みたい。
深い場しょをがんがん突かれて、いきが止まりそう。
「ぁぅ…き、もちいい…?ね、ん……ッ、くれる…っ?たくさんくれるぅ…?」
口づけをねだるように舌を突き出しながら、おれは懇願した。ぴちゃぴちゃと舌をからめてむさぼられる。ふたりの唾液がまざって、あたまがまっしろになる。
4
ほったらかしにされてたおれのおちんちんを大きな手の平全体でつつまれて撫でるみたいにこすられる。
ちゅっ、ぢゅっ…て、まるで果実がつぶれたみたいな音がする。
「ああ…やるよ、沢山、たくさんだ……ちゃんと飲みなさい…っ」
「ぁぁっ…ぁ!」
ふくらんだ。いっぱいにおなかのなかでおちんちんが。
蕾はすっかり上をむいてる。こすられるときめくれあがりながら、入るときはまきこんで沈みながら。
くちょっ、ぐちょ。
「おくに…っ、おくに…だ、してぇ…!」
「く…っ」
びゅ…っ。
びゅるるっびちゅっ!びゅびゅっ
「ひィぁあぁ〜…」
はいってくるぅ…。
さっきよりいっぱい、いっぱいだぁ…。
気がついたら、おれのおなかに薄い液体がひろがってた。
ぁ…中も外も、すごいびちゃびちゃ…
いつのまにかいっちゃった。
「…中に出されていってしまったのか?」
最後の一滴まで蕾の中にしぼりだそうと、ご主人さまは腰をゆらす。
「本当に淫乱な子だ」
ぬるっぬるって、すごく滑りよく出たり入ったりしてる。もうおれの蕾はゆるくなっちゃってるみたいだ。
づぽっ、て、ご主人さまが出ていく。白い精液にまみれてて、てらてらひかってるけど、やっぱりりっぱ。惚れ惚れしちゃう。
すっかりだらしくなってヒクつくおれの蕾から、ぶくぴゅくご主人さまの精液があふれ出してきて、背中につたった。
「ぐちゃぐちゃだ…すっかり私の形にお口が開いてるじゃないか…」
「あんっ」
ゆびをいっきになん本も蕾にそうにゅうされて、ヒクヒク中がわなないた。
指は上下にいったりきたりしたかとおもうと、左右に拡げられて左手の空いていた指をこんどは挿いれられてめちゃくちゃに擦られる。
緩急をつけて奥まで突き込まれて、感じるばしょをさぐされる。
「ゃあぁっ、なにぃ?…いやぁぁっ…ゃぁ、んっ」
「お前はまだ足りないというんだろう?だから、玩具をあげようと思ってな」
「ぇ…っ?」
「私が帰ってくるまで、これで遊んでいたらいい。なかなか激しくて気持ちイイらしいからな」
「ぃ、いやっ…ぁ、やめ…やめてぇ!」
いっしゅん感じたひどいあっぱく感のあと、ずるっずるっと、なにかがおなかを這いずりまわる感覚がおそった。
5
おれはこわくてこわくて、ご主人さまにしがみつきゆるしをこう。
「ダメだ…しばらく私以外の男と遊ばせない為でもある」
ご主人さまはクスリとわらっておれをしばってる縄をといた。
でも代わりに細くて長いひもで、おれのおちんちんをしばりつけ、そのまま蕾にまわしたりしてたいせつなばしょをぜんぶこうそくしてしまった。
「ぃゃ、ゃだぁ…っくるしい…!ぁっ、ゃんっ!なかのとってえ!」
おなかのなかにはご主人さまがお昼前からたっぷり注いだ液体がつまってて、そこをおよぐみたいに不思議な玩具が感じるばしょを舐めまわってるの。
もうだめ…からだがあつくて、たえられないようっ。
「無駄だよ、この紐も玩具も私でなければ取れないからね」
ぴゅるるっ。
「やぁあんっ」
紐と紐のあいだから、蕾のなかの液体が溢れだす。でもとてもぜんぶは自力で出せない。
「やぁぁ…ん、おねがいぃ……いじわるしちゃや…ぁあ、ぅ…っ…」
おれはひくひく内またをけいれんさせて、必死に両てをつっぱりベッドにつかせ、お尻を浮かす。
それでもご主人さまはおれを抱きあげるとくりゅくりゅとむねの突起を長い舌で舐め指先でこね回した。
そのとたんにぴゅるっと拘束された小さなおちんちんから粘液がもれる。
「ひぁっぁ…んっ」
「…可愛いね…出来ることなら、離したくないな…永遠に」
「はあ…っ…はぁ…ぁ」
「だが私はこれから軍会議だからね」
そう言って、ご主人さまはおれの顎につたうだえきを舐めとり、そのままおれの口腔を犯しふかく舌をからめた。
そうしておれの腰に両手をそえると、一息にぐっと下に押さえつけた。
「ひぃ…やぁッ!」
びちゅっと液体がはみ出す音が鳴って、浮かせていたお尻がベッドにしずむ。
とたんにおなかのなかの玩具があばれだし、蕾の感じるばしょに吸いつき蠢く。
「ぅぁ、ひあんっ」
クプクプと玩具がおちんちんみたいに中をこすってきて、手足の力がぬけてきちゃった。
(き…もちいぃ)
背後で布ずれのおとがしてるのなんか、おれには気にもならない。
軍の正装をしたご主人さまが、裸のままでもだえるおれの唇に指を突っ込んで、くちくちと弄ぶ。
「良い子にしてなさい」
とろんと恍惚さをみせながら、おれは鳴く。
「ぃゃあ…っ、いかなぃでえ…!」
だけど、ご主人さまは微笑みだけ残し、きびすをかえして扉の奥に消えてしまった。
「…ご主人、さまあ・・っ」
おれはご主人さまが夜おそく帰ってくるまで、ずうっと、不思議なおもちゃ相手に感じつづけてしまったんだ。