あ

這い上がってこなければ良かった
どん底に沈んだ儘混沌の海に深く深く沈んでいけば良かった
10歳の時からのリストカット
俺に20歳前後の記憶はない
気付いた頃には全身ミミズ腫れのボディカット痕
15歳の時○川市で駅前でおじさんに車に乗せられ山奥のコテージでれいぷ経験
リストカット痕を認めず隠して生きるように言う親
服装も髪型もなにもかも近所の目
酒乱の母親
育児放棄で離婚し養育費を入れない父親
かなり前から家出して行方不明の弟
酒乱の母親に当たられる障害者のおばあちゃん
見事だね
書き出してみたら漫画みたいになっちゃった
自分を認めてくれるのはこの世界じゃないようで
でもね
精一杯頑張ったんだよ
親の言うとおりリストカット痕隠して自分の僅かな貯金で数ヶ月だけ学校に通って
でももう疲れた