また見失う

自分の中に全く性質の違う自分がいる

生きる事に虚しさしか感じられない自分と
理想論をならべて必死に行きようとする自分

今の世の中が薄っぺらで、空虚であることに否定ができない。だからこそ僕は夢や理想を語らなくては、馬鹿らしくて生きてゆけなかった。

でもときどき自分が誰なのか分からなくなる。本当の自分はもう死んでしまったのかも

今は理想が勝ってる？
それとも虚しさ？


その理想が叶えば虚しさなど無に等しいやろうな。
努力しだいで何とかなるレベルの理想ならいいけど…

お邪魔します。二人一組？僕なら頭と心だね。
先入観や固定観念を考える意味の無い脳とこうでありたいと思う純粋さを持つ心
僕の身勝手な考えです。

お二人ともありがとうございます。
なるほど頭と心ですか。そうですね
そう考えると自分は心をおし殺して、頭だけで生きていた。そうしないと社会や、嫌な人間との付き合いに適応できないと思ったから。
純粋さはこの社会では、必要とされない。だから自分をごまかし生きる。その結果、僕は本当の自分を見失った
何か自分でない自分が今を生きている。それが、虚しい

頭と心の比率。大切です。逆転すれば自分を見失い、自己嫌悪、そして周りも嫌になる。

カオルさん、あなたは頭のいい人なんでしょうね。あなたの言っている事は的をえてる。それで言うなら、僕の現在の頭と心を比率は 9:1ぐらいなんでしょう。その１割の心の尊さが分かるから、苦しむ。カオルさん、あなたは心のまま生きていられていますか？

ええ。出来る限りですが。でも自分らしく生きているので幸せです。特に良いことが無くても。

この死にたがる人達のなかであなたは異質な存在ですね。何か思いがあるのでしょうが。 不躾な質問をもうひとついいでしょうか。あなたは今の世に、虚しさは感じないのですか？
僕は虚しさを感じる。でもその虚しさに浸っていたくはない。と考えています

感じるよ。悲しい程にね。君はあの世の地獄という世界を見た事があるかい？僕は何度も見てきたよ。というより見せられてきたと言った方が正解だね。だから君よりも強く感じていると思うよ。暗黒の窮屈な世界。血の臭いや体の腐敗臭。胸が詰まる程の悪臭と溢れそうな程の餓鬼。僕は一瞬しか見れ無かったよ。というか見たく無かった。そしてただ眼を強く閉じてた。ここと何も変わらないさ。だからここに来た。救う為では無く、それ以上に苦しめる為さ。仏も神もきっとそう。餓鬼に手を差し延べる程、優しくは無い。でも僕はそれを博愛だという事を知っている。
それに皆は天国を目指すだろうけど、僕は天国よりもこの世界が好きなんだ。だから虚しくはなるが、浸りはしない。

なかなか興味深い話ですね。わたしの中では天国や地獄は自分自身の中に存在していると考えています。その中を行き来する自分。わたし達人間は滑稽な生き物ですね。自己中心で欲深い、本当に嫌になります。 でもその不完全さが愛しくも思えたりします。
矛盾してますよね。

ええ。今は体がありますからね。天国も地獄も自分の中にある。それに神仏や餓鬼畜生もまた同じ。それに不完全なのも当然です。完全ならばこの世界に生まれる意味はありませんから。それが神仏という存在でしょう。君は僕と同じ様に異質な存在ですね。でも君がもし死んでもここにいる人達と違い、地獄には行かないでしょう。天国にもね。

カオルさんありがとうございます。おかげでわたしはバラバラだった心と体を繋ぎ合わせる方法を見つけ出せました。
自分の心の成長とは、楽しいものですね。確かに何か希望が叶った訳ではないけれど、幸せな気分になります。

ジキルさん良かったです。そうですね。僕も自分を知る事は楽しいです。それに自分をもっと好きになります。そして周りの人に興味を持ち始め、その人達をまた好きになれます。
ジキルさんにあった比率はジキルさん自身で見つけ、調節し、それを持続的に続け生きていけば、ジキルさんの中で当然の事となり、迷いも少なくなるでしょう。だから特に良い事が無くとも幸せに感じます。
ジキルさんはわかってくれましたが、多くの人にこの話しをしても、残念な事にあまり伝わりません。
もしジキルさんの周りに苦悩している人がいれば、伝えて欲しいです。きっとその人の言っている事(頭)と思っている事(心)が食い違っている事が多いです。この場所にいる人達と同じ様に。
僕は皆さんが物理的、社会的に幸せになるのでは無く、内面的な面で幸せになって欲しいと願っています。後者は自分自身が気付けばいつでも幸せになるますからね。
ジキルさんは僕にとってとても興味深く、頼もしい存在です。あなたと会い、話しが出来て光栄です。