1 エロリおやじ

ありえない花嫁

当たり前だが、夏は暑い。その暑さで脳みそをヤラれたヤツの一人や二人、出て来るのが夏でもある。
私はその日、仕事を終え一旦自宅に帰り、それから夕食の買い出しにチャリで出掛けた。
夏とは言え、夕方七時半ともなれば、ウチの近所は山影に入って結構うす暗くなる。
買い出しを終え、自宅近くまで戻ってきた頃は調度その位の時間だった。
「何するんですか!止めて下さい!」
その声が聞こえたのは、自宅まであと百メートルかそこらの所だった。
すぐそばに白いワンボックスカーが停まっている。声はその向こう側から聞こえた。
私はチャリを止め、急いでワンボックスの向こう側に行った。
そこには百八十センチはあるだろう大の男が二人いた。
「そんな嫌がるなよ。俺らと一緒に遊ぼうぜ」
男達は少しイラついた感じで、言っている。
よく見ると男二人と思っていたその後ろに小柄な少女が男達に手を引っ張られている。
これは大変な場面に遭遇してしまった。
明らかに少女が大の男達に拉致られようとしている図である。
途端に心臓が早鐘を打ち始める。
「おい、何してるんだ!」私はそう言うしかなかった。恐ろしくはあるがこういう場面に遭遇してしまった以上、逃げ出す事が出来ない。
家の少ないこの辺りで、少女が近所の子であろう事は容易に想像できたからだ。知らん顔して逃げれば、近所中に「女の子を見捨てて逃げ出した男」と罵られる。住宅ローンも残っているから、引っ越す訳にもいかない。
「ああん!」
振り向いた男達の顔は、ボブ・サップよりも凶悪な顔(に見えた)。
「おっさんにゃ、関係ねえだろが。引っ込んどれや!」相手が中年のおやじと見るや、調子に乗って片方の男が吠えた。
男の言葉には耳を貸さず女の子に近付く。
やはり近所の子だった。「この人達が、無理矢理車に乗せようとするんです」
そう言って女の子も僕に気が付いたようだった。
「野崎さん!助けて」
思い出した。近所も近所、ウチの家から百五十メートルしか離れていない石山さんとこの…麻理ちゃんだ。近所同士集会所で飲み会をよくやるのだが、お父さんと一緒によく来ていた。あそこは、父子家庭で家に一人ぼっちになるから、怖がってお父さんについて来ていたのだ。酒が飲めない僕があや取りとか、おはじきとかで遊んであげたりしていたからよく覚えている。
2 エロリおやじ
これは益々逃げ出す訳にはいかなくなった。
前置きが非常に長くなってしまったが、要は、近所の女の子を助けた訳だ。代償はかなりのものだったが。
いきり立つ馬鹿者、失敬若者にどんな論法も通じるはずもなく、遂にキレた男達に袋だたきにされてしまった。
近所の人が異変に気付き、近くの駐在所に通報し警官が駆け付けた為、男達は逃げ出し、私は救急車で病院に運ばれた。
顎、両腕、肋骨、鎖骨、左足と実に十二箇所も骨折し、四ヶ月の入院生活を送る事となった。
しかし、麻理ちゃんは無事だったのは何よりだ。
もっとも私は男達に袋だたきにされている間に意識を失い、目が覚めたのは丸一日後の夕方だった。両親が側に寝ていた。
ひどく喉が渇いていた。
言葉を出そうとしたが口が動かず、声が出なかった。
やがて看護士がやってきて目を覚ました私を見ると、慌ててまた病室を出て行った。
それからが大変だった。
担当医が来て「声は聞こえるか?この指は何本か?」などなどいろいろ検診され、母親は泣き出すわ、石山さんと娘の麻理ちゃんは涙を流して礼に来るわ、私を袋だたきにした加害者の親達が涙ながらに謝罪に来るわ、警察が事情聴取に来るわで三日位気忙しい日が続いた。
そして四日目に安定した私を見届け、両親は田舎に帰って行った。
その代わりに麻理ちゃんが朝から晩遅くまで付き添ってくれた。
渋る父親を「私が連れ去られていたら、乱暴された揚句、口封じに殺されたかも知れないのよ。命懸けで守ってくれた野崎さんの看病は私がする」
と言って譲らず、石山さんも折れたらしい。
同様に「年頃の女の子がそこまでしなくていいのよ」と言う私の両親も説得し、両親も麻理ちゃんの純粋さに折れ、また田畑の作業がある事もあり私を麻理ちゃんに託して帰って行った。
可愛いらしい麻理ちゃんと話をしているだけで、退屈な筈の病院生活も退屈せずに済んだ。麻理ちゃんは学校の部活を辞め 夏休みの間はずっと朝から晩まで私の側に居ると言った。
時々は両親や石山さんも見舞いに来たが、ほとんどの時間麻理ちゃんが側に居てくれるうちに、私は麻理ちゃんを近所の知り合いの女の子という見方から、次第に愛おしい少女へ、そして愛する女性へと変わっていった。
3 エロリおやじ
そして、入院してから二週間目。
肋骨の痛みはほとんど無くなり、何とか松葉杖で歩けるようになり、トイレは自分でするようになった。しかし、両腕は特に怪我の状態が酷く、退院までに三回の手術を要する事になる。
そんな訳だから用を足すのも一苦労だった。
一番難儀なのはオナニーが全く出来ないので、溜まるモノを処理出来ない事だった。入院して二週間、タマが破裂してしまうんじゃないかと思う位溜まりに溜まっていた。
いい歳をして毎日最低一回は抜いていた私が、実に二週間も禁欲生活を強いられていたのだ。気が狂いそうだった。
しかも、朝七時から夜九時頃までずっと麻理ちゃんがいる。
いくらひどく童顔で小柄で身体の線が細い少女とは言え、もう中三だ。
僅かながらも、胸の膨らみもあるし、色気も感じる。おまけに夏だから、かなり薄着で、ノンスリーブのワンピースなんか着ていたら汁を暴発させてしまいそうだ。
しかもノーブラだから、僅かな胸の膨らみも、小さな乳首も脇から丸見えなのだ。さらにワンピースの丈もかなり短い為、ちょっと身体をよじる度に白いパンツが見えてしまう。
でも、自分では処理出来ない。まさに蛇の生殺しと言った所だった。
今日もわざとか?と思える程露出の多い服で来ていた。激ミニのタイトスカートに大きく脇の開いたノンスリーブのシャツ。当然ノーブラなので、微乳(びにゅう美乳ではない)は丸見え、パンツも丸見え。
私のペニスは石のように硬く勃起してしまっていた。
4 エロリおやじ
勿論、何を話していたかなんて覚えている訳がない。とにかく、勃起が治まらず、麻理ちゃんに気付かれはしないかとヒヤヒヤしていた。
なんせ、毛布の下は下半身丸出しなのだ。
左足の大腿骨を骨折してぶっといギプスをしている為、パンツを穿く事が出来ない。
しかも、冷暖房完備の病室(加害者の親の計らいで個室を使わせて貰っている)だから毛布一枚で下半身を隠しているようなものだ。股間の所は既に大きなテントを張っているが、両腕も骨折している私は、それを隠す事も出来ない。
性的な事に疎いのかも知れないのか、麻理ちゃんがそのテントの意味も解らないみたいで、普通に私に話し掛けてくるのが救いだった。
5 エロリおやじ
今日は特に積極的に私に話し掛けてくる。
本当はそれどころでは無いので生返事を返すだけだが、麻理ちゃんは何か意味あるのか、「女性と付き合った事は無いのか?」だとか、「好きな女性のタイプは?」だとか
「結婚しないのか?」 だとか、耳の痛い事を聞いてきたような覚えがある。
何を隠そう、私は産まれてこの方、女性と付き合った事など無い。
必然的に素人とのキスの経験も、セックスの経験も無い。
素人との、と言うのは勿論、風俗ではある、と言う意味で、そういう意味では童貞では無い。
しかし、ずっと受け身の風俗しか経験が無いというのは、素人との接し方も解らないから、童貞と同じである。
しかも、それも二十年以上前の話で、それ以来女性に触れた事すら無い。
その癖、オナニーだけは毎日欠かす事が無かったと言う訳だから、いかに始末の悪いエロおやじかご理解頂けると思う。
おそらく麻理ちゃんは、私の事を命の恩人であり、尊敬すべき大人の男性と思っているのだろう。
その男がまさか見え隠れする自分の僅かに膨らんだ乳房や、パンツに欲情し、ペニスをカチコチに勃起させているとは夢にも思っていない筈だ。
(チンコよ、鎮まれ鎮まれ)といくら念じても、我が愚息は一向に鎮まる 様子は無かった。
とにかくこの巨大化したペニスに気付きかれないかとヒヤヒヤしながら、ただ時が過ぎ去るのを願っていた。
6 エロリおやじ
やがて午前中の点滴が終り、すぐに昼食が運ばれてきた。勿論運んで来たのは麻理ちゃんである。
比較的軽いとは言え顎の 骨も折れていたので、食事は軟らかい物ばかりだ。それを麻理ちゃんが私の口までスプーンで運んでくれる。かなりきついが、折れた腕で何とか一人でも食べられない事は無いのだが、麻理ちゃんがさせてくれない。
何か嬉しそうに私の口にせっせとスプーンを運んでくれる。
余りベットを起こすと、肋骨を五箇所骨折している為脇腹が痛くなるので少し起こした状態だ。
そんなポジションで食事はいかにも取りにくい。
しかし、食欲があろうと無かろうと麻理ちゃんは口に運んでくるので、食べざるを得ない。
何回か口に運んでいるうちに、麻理ちゃんが突然「あっ!」と声を上げた。
「どうしたの?」
と声を掛けると、
「シーツに味噌汁零しちゃった」
見ると、毛布を包んだシーツの私のお腹辺りにビチャっと味噌汁が零れており、みるみる染みの輪が拡がっている。
「大丈夫だよ。明日シーツを取り替える日だから」
私はそう言った。
「駄目よ。染みになったら取れなくなっちゃう。急いでシーツを漂白しないと」
そう言うが早いか、麻理ちゃんはシーツを毛布ごとガバッと捲り上げた。
「あっ!」
さっきよりもっと大きいほとんど悲鳴のような声を麻理ちゃんは上げた。
「えっ?…ああっ!!」
次に大きい声を上げたのは私の方だった。
食事をしていてすっかり忘れていたが、私の毛布の下はいわゆるフルチンである。しかも、力強く勃起したままだった。
(お、終りや。この少女との甘い時間も、尊敬すべき大人の男性と慕われるのも、全て終りや)麻理ちゃんは硬直したまま私の勃起したペニスを見詰めていた。
病室の温度が十度くらい下がった気がした。
「ま、麻理ちゃん、少し肌寒いから、毛布を戻してくれるかな?」
それだけ言うのが精一杯だった。
麻理ちゃんはハッとした様子で私の顔を見て、それからまるで茹蛸のように真っ赤になった。
「ご、ごめんなさい!」
そう言うと、あたふたしながら毛布を元の状態にかけ直してくれた。
「わ、私、ちょっと顔を洗ってくる」
そう言うと麻理ちゃんは私の食事もそのままに、病室を飛び出して行った。外はミンミンゼミがうるさい、真夏日だと言うのに私の病室だけ一足先に秋が来たみたいだった。
7 エロリおやじ
その日、麻理ちゃんは二度と病室には戻って来なかった。
私はもう二度と麻理ちゃんがこの病室には来てくれないだろうと、覚悟した。物凄く悲しい気持ちになると同時に、いい歳して節操の無い下半身に憤りを覚えた。
左右どちらかの腕が使えれば、夜中にでも抜いてこんな恥ずかしく、辛い思いなどしなくても良かったのに…とも。
夕方の食事は看護士さんに食べさせて貰った。
「可愛いらしい彼女はどうしたの?って言うか、可愛いらしい娘さんはどうしたの?か。怒らせて帰っちゃったのかな?」
とからかわれた。
当たらずとも遠からずかも知れない。
でも、半分は事故だ。
私は情けないやら悲しいやらで頭の中がこんがらがりながら、眠れない夜を過ごした。
ようやく眠りについたのは日付も変わり、三時間程たった頃だ。
8 エロリおやじ
ここからはちょっとの間麻理ちゃん目線のお話になります。
これはずっと後に麻理ちゃん自身から聞いた話で、私の想像の部分も入ります。
拙い文章ですが、引き続きお楽しみ下さい。
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いつの間にか私は駆け足で病院の階段を降りていた。お父さん以外の男の人のオチンチン見たの初めて!
お父さんのより、うんと大きかった。野崎さんとエッチしたらあんな大きなオチンチン、私のアソコに入れられるの?
絶対無理!アソコが裂けちゃうよ。それでなくても私ってチビだし、全ての部分が人よりうんと小さいもん。って言うか、何で野崎さんとエッチするって話になるの?私なんてコドモだし、相手になんかして貰える訳無いじゃない!何、ありえない事考えてうろたえてるのよ!私ってバカじゃない!?
病室からどうやって自分の自転車に辿りついたのか解らない。
ああ!明日からどんな顔して野崎さんに会ったら良いの?っていうか会わせる顔無いよ。
絶対「なんて恥知らずな娘だ」って思ってるよきっと…。
せっかく野崎さんと親しくなれるチャンスだったのに、ブチ壊しよブチ壊し!もう!私のバカ!
どこをどう通って家に帰ったのか?そんな事解らない。とにかく私はベソをかきながら家に帰りついた。急いで風呂に飛び込んだ。
シャワーを全開にして、思いっ切り泣いた。
しばらく泣いたらすっきりした。
そしたら、少し冷静になれた。
「あんな、うんと年上の人を好きになるなんて、私って変なのかな?」
浴室のドレッサーに映る自分の姿を見る。
背は低い(140cm)顔は幼児顔、胸はほとんどペッタンコ(勿論ブラ無用)
毛も生えてないスジだけマンコ。嫌だ嫌だ。
私はこのまるでコドモの身体や顔が嫌いだった。
裕実ちゃんみたいな、ナイスバディになりたい。
裕実ちゃん?そうだ、裕実ちゃんに相談しよう。
そう思ったらいても立ってもいられなくなり、私は急いで風呂を出て、パジャマに着替えた。
そして、電話の前に座り込むと、裕実ちゃんの携帯番号をダイヤルした。今時化石物のダイヤル式電話だ。友達が見たら凄く珍しがる。無論留守録なんてついている訳が無い。もう、受話器も重いし、新しいの買えばいいのに。
『モシモシ?』
「あ、裕実ちゃん?私」『あー麻理?どうしたの?』
「あのね裕実ちゃん、実は相談があるの…」
9 エロリおやじ
「ふ〜ん、あんた趣味悪いわね。よりによって、中年のオヤジが好みなんてね」
今にも泣きだしそうな私の様子を察して、裕実ちゃんが私のウチに泊まりに来てくれた。
裕実ちゃんは幼稚園の頃からの友達で人見知りの激しい私と違い、誰とでも仲良くなれて、その上面倒見が良い、姐御肌の子。私が唯一何でも相談出来る相手だ。身長も百六十七cmと長身だし、胸だってEカップもある。
男性経験も何人かあるみたいで、とても私と同い年とは思えない。
こうして私は頼れる友人に私のキモチや、今日あった事や、それでパニックになった事を全て話した。
「で、そのおっさん、じゃなかった、野崎さんのチンコはどうだった?」
「チ、チンコって…」
「何恥ずかしがってんのよ。普通そう言うでしょ?」
「オチンチンって言わない?」
「そりゃコドモのチンコならそう言っても良いけど、グロい大人のチンコなんて、チンコよチンコ」
「連呼しないでよ…恥ずかしいよ」
「全くネンネだね、アンタは。じゃ、ペニスにする?」
「ペ、ペニス!?」
「じゃ、肉棒?」
「何それ?」
「は、ハナシにならん」
「だから、野崎さんのオチンチンのハナシでしょ?大きかったよ」
「大きかったって、どれ位?」
「麻理の腕位…かな?」
「あんたの細い腕位なら並の上かそこらね。まあまあじゃない」
「凄く真っ赤に腫れてるみたいだったよ」
「そりゃ勃起してるからよ」
「ぼっき?」
「苛々するわね。エッチしたくてチンコが大きくなってる状態よ」
「エッチしたくなると、オチンチンが大きくなるんだ」
「それだけじゃないけど だいたい、欲情すると大きくなるのよ」
「よくじょう?」
「…」
「でも、なんでエッチしたくなるんだろ?」
「両腕を骨折してるからセンズリかけないから、溜まってるのさ」
「センズリってなに」
「あんたね〜」
遂に裕実ちゃんはキレた。
「オナニーよ、オナニー。自分で自分のチンコ握ってシコシコして、精子をピュッピュッと出す行為よ」
「シコシコしてピュッピュッ????????」
私には理解不能だった。
「私はあんたの性教育教師じゃ、ないんだけね」
「でも、なんでそんな事するの?」
10 エロリおやじ
「あんた、本当に男の生理を解ってないわね」
「男の人も生理があるの?」
「生理って言っても、女のとは違う意味よ。あんたでも、子供の作り方は解るでしょ?」
「麻理のオマンコにオチンチンを入れて、精子を出して貰うの。そしたら麻理の卵子と合体して、赤ちゃんが出来るの」
「ほとんど園児の解答だけど正解。一応、小学四年から性教育を受けてきたから、最低限の知識はあるみたいね。じゃ、男はどうやって精子を出すの?」
「オマンコにオチンチンを出し入れしてると、出る?」
「だから、毎回マンコにチンコ入れて精子出したら、女は年がら年中妊娠してなきゃならなくなるから、避妊したり、口で刺激して出させてあげたり、手でシコシコして出してあげたりしなきゃならなくなるのよ。さっきも言ったけど、男は年中無休で精子を身体で作ってるから。で、彼女のいない男はマンコにチンコを入れられないから、自分の手でシコシコして、自分で出さないといけないんだ。それか、金払って風俗へ行ってプロのお姉ちゃんに出して貰うか

「野崎さんも精子出さないといけないんだ。でも、両腕を骨折してるから自分では出来ないんだ。
…と、言う事は…どういう事?」
「あのね〜。だから、麻理が野崎さんのハートを掴みたいんなら、麻理から積極的にアタックしろって事。毎日野崎さんの精子を抜いてやったら、向こうから「麻理ちゃん僕の嫁さんになってくれ」って言ってくるわよ」
「向こうは怪我人だし、犯される心配は無いから、当分妊娠の心配も無いし、上手くいったらあんた若くして玉の輿に乗れるわよ。金持ちなんでしょ?野崎さんって」
「別にお金持ちじゃなくても関係ないもん。麻理野崎さんだったら、犯されても良いし、妊娠しても良いもん」
「だったら尚更頑張らないとね。それでなくとも麻理は色気が皆無なんだから、野崎さんがよほどのロリコンでも無い限り難しいよ」
「どうかな?真面目な人だから、麻理が裸で迫っても相手にされないかも」
「それなら、野崎さんの身体の自由が効かないうちに、逆レイプして野崎さんの子供を身篭っちゃえば、野崎さんも渋々麻理と結婚してくれるかもよ」
「それ、良いかも…」
「本気にするな」

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二人のうら若い少女が、夜中にそんな会話を交わしているとは夢にも思わず、悶々とした夜を明かす私でした。
11 エロリおやじ
「ありがとう裕実ちゃん!相談に乗ってくれて」
「麻理、アンタ本気でヤルの?まだ中学生なんだから、自分の将来を早々と決める必要無いんだよ」
「どのみち私の将来の夢は可愛いお嫁さんになる事だもん。意外に早く、その候補が見つかっただけ」
「でも、あんなオッサンに…あ、ゴメン。あんな年上の男の人に憧れるかね?フツウ」
「私、ファザコンなのかも。お父さん位の男の人じゃないと魅力感じないの」
「野崎さんだったら、グランドファザコンだよ。 <失礼な!←作者の心の叫び>二人が並んで歩く姿を想像したら、まるでちょっと若いお爺さんと孫って感じだもん。<重ね重ね失礼な!>」
「いいの!他人から見たら不釣り合いでも、本人達が幸せならそれで」
「はあー。私なら絶対福山雅治系のイケメンを見つけるけどね」
「けど、肝心なのは野崎さんが私を振り向いてくれるか?よね?」
「大丈夫!あのオッサン絶対ロリコンだって!四十過ぎても独身なんて、絶対同年代の女性に相手にされなかったんだよ。
そうゆうのってロリコンに走るんだよ<何を根拠に決め付ける?>ちょっと麻理が色仕掛けしてやったらオチるって」
「私みたいなお子様体型でも大丈夫かな?」
「ロリコンには美味しいのよ。そうゆう未成熟さが。アンタ妊娠しても良い位の覚悟があるんなら怖いもの無しだわ」
「この春にやっと初潮来たから、もう赤ちゃん産めるもん。ガンガン妊娠して、ボコボコ赤ちゃん産んであげるの」
「間違っても、そのセリフ彼の前で言わない事」
「なんで?」
「アホか!ドン引きされるわ!」
「そうかな?私はいつでもOKだけど」
「でも、アンタ妊娠しちゃったら、一緒に高校へ行けなくなっちゃうね」
「ゴメンね。でも、ウチビンボーだから、どのみち私立の高校になんか行けないし、公立高校行くには頭悪いし」
「私ら、成績ドンビリの方だもんね」
「試験が性教育の問題だけなら、裕実ちゃんトップクラスだね」
「それ、誉め言葉になってないし」
「とにかく私、ガンガンせめてみる。昨日は初めて見たオチンチンにパニクっちゃったけど、もう平気!今日からは、私が野崎さんの精子を抜いてあげる」
「史上最年少風俗嬢の誕生かな?」
「野崎さんをゲットする為なら、風俗嬢でも何でもなるわ」
「案外アンタ逞しいかもね」
12 エロリおやじ
もの凄い決意を胸に麻理ちゃんは野崎がいる病院へ向かったのでした。
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「はあ。もう麻理ちゃん来てくれないだろうな」
朝っぱらから私はため息をついていた。もうじき朝食が配られる時間で、いつもなら麻理ちゃんが来る楽しみな時間だが、昨日の今日で麻理ちゃんが来るとは思えない。
全く恨めしいのは私のこの節操の無いペニスだ。
昨日あんな騒ぎを起こしといて今もしょげる事無く元気に朝立ちしてやがる。そんな落ち込む私の耳に信じられない明るい声が飛び込んできた。
「おはようございます」
「えっ?」
驚いた事に声の主は来る筈が無いと思っていた麻理ちゃんだった。
呆然とする私に麻理ちゃんは、
「昨日はごめんなさい。
男の人のあんな大きなオチンチン見たの初めてだったんでパニックになっちゃって。気が付いたらウチに帰ってました」
「い、いや、僕の方こそあんな気味悪いモノ見せてしまって…」
私はしどろもどろになり最後は口篭ってしまった。
「気味悪くなんか無いです。ただその余りのオチンチンの大きさに驚いただけです」
頬を染めながらもきっぱりと麻理ちゃんは言った。
「そ、それ程大きくは無いと思うけど…」
何か違う。ここにいる麻理ちゃんは、昨日までの麻理ちゃんとは全然違う。私はそう感じた。
「あのね麻理ちゃん。昨日の事は気にしなくて良いからね。事故だし」
無理に明るく振る舞っているのかも知れない。
「私、気にしてませんよ。野崎さんこそ、見られて気にしてませんか?」
確かに気にしてる。でも見られた事自体では無くそれにより麻理ちゃんを失望させたんじゃないかと、そっちの方だ。
私が返答に困っていると「さ、朝ご飯。まだ食べてないですよね?また麻理が食べさせてあげますから」
そう言うと麻理ちゃんはちょっと羽織っただけのカーディガンを脱いだ。
これまた昨日の服より更に露出の高い服装だ。
デニムのスカートも犯罪的な短さで、少し屈んだだけで白いパンツが丸見えだ。ま、麻理ちゃん、それまた刺激の強過ぎる服装で。
何を期待しているのか、私のペニスは更に硬さと容積が増したような気がする。
13 エロリおやじ
また昨日までの日々が戻ってきた。二人は夕食が終わるまで、他愛のない話で盛り上がり一日を過ごした。ただ、やはりワザとか?と思う程露出の多い服の麻理ちゃんが、時々変に身体を捻り、脇から小さな膨らみが見えるのが、目に毒だった。
まるでワザと見える様に屈んだり、身体を捻ったり。それに、何か私の股間を盗み見している様な気がする。
やはりそうは言っても、昨日の事を気にしているのかも知れない。
夕方六時を回り、いつもより早く看護師が回診に来た。ただ、お通じがあったか?とか、いくつか聞かれ、最後に脈をとり検温し、すぐに出て行った。病室を出る時、私にでは無く何故か麻理ちゃんにウインクして出て行った。
「麻理ちゃん、看護婦さんとも仲よくなったね」
「うん。優しいのよ。水野さんって」
「明るくて、誰からも好かれるんだよね。水野さんは」
「水野さんみたいな女性は好み?」
麻理ちゃんがズイッと詰め寄り聞いてくる。
「ま、嫌いなタイプじゃ無いよ」
「オッパイも大きいしね?」
「オッパイの大きさなんて関係無いよ。あくまであの明るさが好ましいって思ってるだけだよ」
「ふーん。でもさ、顔とか性格とか凄い好みの女性に告白されたら、野崎さん舞い上がっちゃう?」
「そりゃ舞い上がっちゃうだろうね」
「でもその人凄いペチャパイでも?」
「そんなオッパイの大きさなんてこだわらないよ僕は」
「そう?あ、でもさ、その人凄い背が低いの」
「なんか誘導尋問されてるみたいだな。それでも好きになっちゃえば関係無いよ」
「でもさ、その人、野崎さんよりうーんと若いのありえない位」
「ありえない位って?」
「十五歳位」
「そりゃホントにありえないわ。って誰の事言ってるの?」
「それは…その…」
麻理ちゃんが急にはにかんだ表情になる。
「ふっー」
私はため息をついた。
「あと五年位したら、麻理ちゃんもきっと凄い美人になってるよ。そしたらイケメンのいい彼氏も選び放題だよ」
「私、五年後には三人子供のママになってる予定なの。子連れで成人式に出てるの」
「そ、それは壮大な計画だね。でも、それじゃ、高校だって行けなくなるよ」
「高校は行かないの。私頭悪いし、私立に行く余裕なんてウチには無いし」
「働きながら夜学に行くって手もあるよ」
14 エロリおやじ
「私は出来るだけ早くママになって、幸せな家庭を作りたいの」
「でも現実的には難しいんじゃないかな?ほら、今の時代高校ってフツウに通ってるし、そんな中で高校に行かず結婚って常識的にはないだろ?」
「三船美佳と高橋ジョージは結婚して、幸せにしてるよ」
「あれは芸能界の話」
「野崎さんは…」
「えっ?」
突然目をウルウルとさせながら麻理ちゃんが私に覆いかぶさる様に顔を近付けてきた。
「ちょっちょっと!?麻理ちゃん!?」
焦る私。
「私みたいな子供っぽい女の子は好みじゃないですか?」
心臓はもう爆発寸前だ。
股間はもう暴発寸前だ。
見た目は背も低く、しかもかなりのベビーフェイスで実際の年齢よりうんと幼く見える麻理ちゃんだが、やっぱり十五歳。
異性に恋心を抱く年頃なのだ。しかし、何で私なんだ?
「麻理ちゃん。麻理ちゃんみたいな可愛い子、好みでない訳がないよ。でもこんなオジサンを好きになったら駄目だよ」
「私、五年生の時から野崎さんの事が好きでした。お酒飲めないのに、飲み会に来ては私と遊んでくれた野崎さんが、町内の盆踊りの金魚すくいで私がすくえないお気に入りの金魚をすくって、私にプレゼントしてくれた野崎さんが、そして私の為に大怪我を負わされながら、私を守ってくれた
野崎さんが、好きです」
「麻理ちゃん、駄目だよ。こんなオジサンなんか…んんっ!!」
有無を言わせず麻理ちゃんは私の唇を奪い、あろう事か、舌まで入れてきた。四十五歳にしてファーストキスをこんな形で味わう事になるとは、思いもしなかった。
両腕は複雑骨折で身体の自由が効かない私は、幼い少女にキスされるがままになっていた。
こんな可愛い、幼い少女と性的な関係まで持ってしまったら、天国と地獄がいっぺんにやってくる。そんな事を頭の片隅で考えながらもキスの甘い快感に脳みそがジーンと痺れてゆくのを感じていた。
15 エロリおやじ
どれだけ長い間麻理ちゃんとキスを交わしていたのだろう。ほんの十数秒だったかも知れないし、十分位だったかも知れない。麻理ちゃんはその幼い顔立ちに似合わず積極的に私の舌に舌を絡める濃厚なキスをしてきた。
やがてスッと唇を離して麻理ちゃんは言った。
「野崎さん覚えているかな?三年前、私がまだ小学六年生の時、忘年会で私のお父さんが言った事」
三年前の忘年会?そこで 石山さんが言った事…?
私は記憶を遡り、思い出そうとした。
「お父さん『何年かたっても嫁さん来なかったらウチの娘を嫁にやるよ』って言ったのよ」
そんな事もあったな。
「その時、野崎さん何て答えたか覚えてる?」
あの時は確か…
「『麻理ちゃんなら喜んで頂きますよ』って言ったのよ」
確かにそう言った覚えが…。
「私嬉しくて、その時に決めたの。私、野崎さんのお嫁さんになるって」
なんて娘だ。三年前の私の言葉を信じて私を想っていてくれたのか…。
「私、今日、覚悟を決めてここに来ました。私の全てを野崎さんに捧げる積もりです。野崎さんのモノ全てを受け止める積もりです」
麻理ちゃんは身体を起こし、そして私の腹から足にかけて覆っている毛布に手を掛けた。
そしてゆっくりと足元に向けて毛布を下げていった。
「だ、駄目だよ麻理ちゃん。水野さんが見回りに来たら見られちゃうよ」
すると麻理ちゃんは平然とこう言った。
「水野さんも知ってるのよ。今夜私が野崎さんに全てを捧げる事」
「何だって!?」
「もちろん最初は反対されたけど、最後は私の気持ち解ってくれて。『邪魔しないから、たっぷり野崎さんを犯してあげなさい』だって」
ありえない…。
「野崎さん、『そんな事ありえない』って顔してる。でももっとありえないない事、教えてあげるね」
そう言って麻理ちゃんはスカートのポケットから小さなボトルを取り出した。オロ○ミンCの瓶より一回り小さなボトル。
「それは…?」
16 エロリおやじ
「それは…」
小さなボトルに何か液体が入っている。
「ローションよ。水野さんに貰ったの。私が初めてだから、緊張して濡れにくいだろうからって」
しかし、水野さんこんなの持ってるなんて…。
私の疑問を察したように
「お姉さん当直の時、これ使って、一人エッチしてたって」
言葉も無い。
私は水野さんが当直度にローションでヌルヌルになったマンコをいじりながら快感に顔を歪める姿を想像して、更にペニスを硬くさせてしまった。
そうしている間に麻理ちゃんはスルスルとパンツを脱いで私に跨がってきた。
「ちょ、ちょっと待って
やっぱりマズイよ。女子中学生とエッチした事がバレたら僕はあの家に居られなくなっちゃうよ」
焦った私は叫ぶように言った。
「援助交際とか、私をレイプしたとかだったら、ね。でも、そうじゃないから問題にはならないと思うよ」
(逆に君が僕をレイプしてる場合はどうなる?)
そう思った瞬間、ペニスにヌルヌルした感触が走った。麻理ちゃんが、ローションを塗り始めたのだ。その時は知らなかったのだが、そのローションには強い催淫剤が配合されていて、強い快感が長く続くモノだった。