甘い、甘い。

金平糖を一つ、二つ。口に含んでは、断続的に噛み砕いて咥内全体に広がる甘さに双眸を細めて。さあ、又一つ。一つ、一つ。


…──何でだろう、満たされない。此の虚無感の源は、何だ。


(此方成人済♀、右寄りの真ん中、言葉応酬好む、提供:新開東堂荒北)


おめさんの声が鼓膜震わせてくれりゃ、蟠りも消えるだろうと。


(淡い、期待を。)
ハァイ、明けましておめでとォ。新年早々ボッチなのネ、辛い辛い。…──ナァ、オネガイ。今日だけ、半日だけ、一時間だけでも。傍らにィ。