へーぇ
相変わらずお高いねー、未緒タンは。
お久だね？難解な宇宙語を話す俺デスよ。…何々、コレじゃ鍵が足りないと。なら、これでどーだ。


・俺は保健室にジャージ置きっぱ
・先生と最後に過ごしたのは雨の保健室
・俺は先生に弱味を握られている（偽造診断書）


最後のが最も有力な鍵だろーね。つーか「先生」とか言うと凄い違和感。…その分、ミョーな新鮮味もあるケド

俺さぁ耳が遠くなったのか未緒タンの声がなかなか聴こえなくて気付くのが今になった。トロ過ぎ。
気紛れな貴女のコトだから「キミなンてもう要らなーい」とか言い出しそーだし、取り敢えず今日は此処に足跡と住所だけ残して退散するね。
もし、未だ俺に懐かしみがあるのなら上の鍵を使って連絡くれてもいーし、前やり取りしてた時の鍵も未だ生きてるからそっちにくれてもいーしで、どちらでも。そりゃもー、未緒タンの気分とお好み次第で。なンて。
ただ、フォメは事故多いから気を付けて。


じゃ、俺は丸めたティッシュを後ろ向きで屑籠にシュートしながら来るか来ないかささやかな賭けして遊んでる。
…あ、それと。
先のコトはどーであれ、また声が聴けたのは嬉しかったよ。素直にね。


（Sp感謝）