ディーヴァ、

お前は憶えているか。

もう何年も前のことになるが、様々なモノの交差する街で出会ったことを。
子供同士ではしゃいだりもした。あれは何かの祭だったか。

おぼろげでもいい。記憶にあるのならば、声をかけろ。
……それでどうするというわけでもないがな。
少し、懐かしく思ってだけだ。
この私が。……まったく、詮ないことだ。