兄者

二月の末までやり取りをしていた兄者、千手柱間を探している。
突然文が届かなくなり、間もなく宛先も失った。
忘れられぬのだ、ワシにとって…唯一だった故…。
ひと月程度のやり取りだが、忘れられぬ。

〜鍵〜
・兄者の希望で当初から本宿
・一人称は『ワシ』指定
・兄者の片思いから開始
・無理矢理→和解
・執務室の引っ越し予定

これだけあれば十分だろう。足りぬなら言え、いくらでも出してやる。
兄者、納得がいかぬのだ。あれほど、丁寧に、濃密に構築していたのに。
突然いなくなるなど…あまりだろう。

兄者、待っておるぞ。
ワシに非があるならそれも受け入れよう。
どうか、文を…。