馴れ合いかもしれなかったユウへ

もう、ユウと別れてから随分経つさ…お前はもうこの世界から上がってるのかもしれねーけど。どうにも、幸せになってンのか気になっちゃって。

俺は、畑は違うけどスゲー素敵な奴に出逢えたさ。向こうから手離されない限り…手離したくない、ぐらいに大事に思える奴。
ユウは今、幸せさ?彼女サンと上手くやってると良いんだけど。

…鍵は、敢えて出さない。
気付かないならそのままで。

最愛だった、ユウへ。
2 神田ユウ
正直…テメェがオレの愛したラビだって確信は無ェ、よくある組み合わせだからな。


それでも反応せずには居られなかった…チッ、まだまだ甘いよな。

オレはそれなりに幸せにやってるぜ、そこそこの充実感と数滴の虚無感は否めないけどよ。

テメェがオレのラビであろうがそうで無かろうが、幸せんなれよ。
オレも鍵は敢えて出さねェし、言葉を残すのもこれ限りだ。


過ごした日々の想い出は箱に仕舞って、ちゃんと在る。


元気でな。