ジャクリーンとジャン。

さて…いい加減、女々しい自分に呆れてしまうが。
今一度、お前と話したいと思ってしまう私が居る。なんとも、情けない話だ。
閲覧頂き有り難う。私が捜しているのは、ジャン・ハボック少尉。君だ。と、言っても数有る姿の内の一つなのだがね。


鍵を二つ。
・私の「私」の姿を気に入ってくれていた。
・基本、私は右側。ただ、ある姿は左側っぽかった。

以上だ。私の捜している少尉なら分かるだろう。
私に落ち度が有ったのだと分かっている。我が儘だったな、私は。
一年経過した今でも、お前の面影を誰かに重ねてしまいそうなのだよ。

やり直したい、のが正直な気持ちだ。が、一年近く経過した今、既に大切な者が隣に居る可能性のが高いだろう。いや、この世界に居るのかも分からない。

それでも…ただ、お前の声を聞きたいんだ、ジャン。
私を扱うのも久々だ。
そして、何と自分の女々しい事か。

この世界に居て、元気ならば声だけでも聞かせて欲しい。
この世界に居らずとも息災ならば良い。

声を聞かせてはくれないかね、少尉。